【2025年最新】アンヘレス・プリメタ地区の日本食レストラン「Mr Tanaka」レビュー|定食200ペソ台のコスパ和食

アンヘレスの日本食レストラン「Mr Tanaka」の唐揚げ定食。ボリューム感が魅力の一品レストラン・カフェ
この記事は約4分で読めます。

久しぶりにアンヘレスに来て散策している中でおいしい日本食屋を見つけた。場所は Malabanas Rd と Don Juico Ave の交差点から程近く、一般にプリメタと呼ばれるバーがいくつか並んでいる地区だ。Red Street(ウォーキングストリート)からは歩くと15分程度で、昼間に歩くにはややしんどい距離。営業時間は正午から22時までと比較的使いやすい。
👉 すぐ近くには老舗レストラン&バーのMargarita Stationもあり、食事の選択肢が豊富なエリア

長屋型店舗の一区画に入っており、内部はこぢんまりしていて入れて5グループ程度。フィリピン人や欧米人、日本人と客層は幅広く、テイクアウト利用も多かった。ちょこちょこ客は出入りしていたが、混雑するような時間は見られなかった。海外で割と見るローカルにアレンジされた日本食レストランといった風貌だ。よく言えば敷居は高くなく、気軽に入れる店舗。

アンヘレス・プリメタ地区の日本食レストラン「Mr Tanaka」の店舗外観
プリメタ地区にある日本食レストランMr Tanakaの外観

最初に注文したカツ煮定食は220ペソ〈約560円〉で、ご飯・サラダ・卵スープ付き。日本人でも十分満足できる味だった。カツ丼〈240ペソ〉は単品ながらしっかりボリュームあり。

アンヘレス「Mr Tanaka」で食べられるカツ煮定食(ご飯・サラダ・スープ付き)
サラダとスープ付きのカツ煮定食(約220ペソ)

カツ煮定食に満足したので別日に唐揚げ定食を注文してみた。唐揚げは少し揚げすぎで固くなっていたのが気になったがまあおいしく食べられた。何よりサラダとスープがついてくるのはやはり助かる。これで210ペソ〈約540円〉

アンヘレス「Mr Tanaka」の唐揚げ定食(ご飯・サラダ・スープ付き)
ボリュームたっぷりの唐揚げ定食(約210ペソ)

こうなると他も試したくなる。たこ焼きも注文してみる。どうやらタコ入りか他の具材を入れるかメニューがあるようだ。今回は普通にタコ入りを選択。なぜかたこ焼き器だけは店舗の外にあり、たこ焼きの調理だけは直接眺めながら待つ。見た目はおいしそう、味はというと、不味くはないがモチモチしているのが気になる。タイやベトナムでもローカルたこ焼きを注文するとよくある味だ。日本的なたこ焼きを期待すると、正直微妙だ。

アンヘレスの日本食レストラン「Mr Tanaka」で提供されるたこ焼き
店の外で調理されるローカル風たこ焼き(Mr Tanaka)

この店の特徴はやはりセットメニュー。ご飯・サラダ・スープ付きで200〜240ペソ台と、フィリピンの物価を考えるとかなり良心的。※2025年6月訪問時は全体的に10〜20ペソ値上げあり。野菜不足になりがちな生活で、サラダがついてくるのは特にありがたいポイントだ。

アンヘレスやクラークには日系資本のレストランもあり、日本と変わらない品質で和食が食べられる。ただし1食500ペソ前後と高め。対してMr Tanakaは200ペソ台で十分な定食が食べられ、コスパの良さが最大の強みになっている。

👉 少し足を延ばせば、クラーク空港近くのSMクラーク新エリア『Skyline』もオープンしており、周辺は新しい飲食店や商業施設が次々と登場している。

旅行者が「日本食が恋しい」と思ったときや、長期滞在で日常的に和食を取り入れたいときに便利。テイクアウト利用も可能なので、ホテルやコンドで食べるのにも使える。中長期滞在者には「普段使いできる和食レストラン」として重宝するだろう。

項目内容
店名Mr Tanaka
エリアアンヘレス・プリメタ地区(Malabanas Rd付近)
営業時間12:00〜22:00
主なメニューカツ煮定食、唐揚げ定食、カツ丼、たこ焼き など
予算目安200〜240ペソ(約500〜600円)
訪問時期2025年6月

「Mr Tanaka」はローカル感がありながら、価格を抑えて日本食を楽しめる貴重な一軒だった。高級和食店のような安定感はないものの、日常的に通える店としては十分。アンヘレス滞在中に安く日本食を食べたいなら、候補に入れておいて損はないだろう。

ローカルでおいしい日本食レストランは現地滞在の満足度を上げてくれる。あと長く営業してくれることを願うばかり。

タイトルとURLをコピーしました