フィリピンは肉を使った料理が多い。野菜類が高いのが残念だがそのためか白米とチキン、ポークなど肉類とセットになった料理が多いのが特徴。欧米系が多いクラーク・アンヘレスにおいてもその特徴は変わらないが、特にステーキを提供するレストランをよく見る。今回はその中でも老舗、雰囲気のよいSwiss Chalet (スイスシャレー)に行ってみた。
場所と外観
Red Street(ウォーキングストリート)のココモスから路地に入り一度曲がってすぐというアクセスはしやすい。周りにはホテルが多く徒歩で行ける。
外観はスイスのロッジをイメージさせるユニークなデザインだ。外からだとわかりにくいが建物自体は古い。15年前の時点でも年季が入っていたが、いつから営業しているのだろうか。既に同名のホテルも営業しており、2階より上は客室となっている。若干敷居が高い雰囲気だが、気にすることはない。

雰囲気抜群の内装。スイスに来た気分?
年季が入っているのがいい意味で作用しレストラン内に往年の気品が漂う。欧米人の客が多くアジア人は少ない。

モダンさとは違った高級感がいい。毎回通う所ではないがたまに来ると海外にいるという気分を高めてくれる。よく考えたら私が日本で同種の店に行かないからというだけかもしれない。

料理はステーキを中心とした洋風モノ(量多し)
店の雰囲気の通りだが安い店ではない。メニューは色々あるがおすすめはやはりステーキ類。今回は580ペソのBaby back ribsを注文。

大皿で提供されたのがこちら。で、でかい。。Ribなので骨も大きく全て可食範囲というわけではないがボリューム満点だ。Honey red wine sauceをかけて食べる。

写真だと小さく見えるが上にあるマッシュポテトも大きい。味はいいのだけど、いかんせん量が多く同じ味で後半さすがに飽きがきていた。ハーフサイズで他の料理も頼めるくらいがちょうどいいと思う。

サラダバーもあるが、今回は頼まなかった。フィリピンでは野菜が不足しがちなので何となく頼んでみたくなるが、量と値段があっていないと以前感じたためだ。Small190ペソとあるが、本当に小さいカップにサラダを入れられるだけで、コスパを考えると別の場所に行った方がいいと思われる。あまりコスパを気にするべきレストランではないかもしれないけれど。
ステーキの気分の時はぜひ
フィリピンのレストランと比較すると少々価格帯は上のレストランだが、日本で似たようなステーキレストランに行ったらかなりするだろう。フィリピン含む東南アジアではまだまだこういった店はあると思う。ボリューム、味もよくたまに来たら一度は行っておきたいタイプのレストランであった。
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