主要3区間を網羅。空港直通の快適移動ルートまとめ
マニラ首都圏とクラーク空港を結ぶP2P(Point to Point)バスは、渋滞の多いルソン島内で最も安定した長距離交通手段の一つである。
本記事では、マニラ空港(NAIA)・クラーク空港・TRINOMA(ケソン市)を結ぶ3つの主要ルートを整理し、詳細記事をもとに最新情報をまとめた。
ここでは、それぞれの区間を詳しく解説した3本の記事を整理し、全体の流れと使い方を俯瞰できるようまとめた。
※2025年9月時点の情報をもとに、マニラ空港⇔クラーク⇔TRINOMAの全区間時刻表を最新情報に更新済み。各記事の詳細ページに公式出典を掲載している。
P2Pバス主要ルート図(マニラ〜クラーク〜トライノマ)
位置関係は以下の通り。実際には都市間の移動は北ルソン高速道を利用する。
区間①:マニラ空港 → クラーク・アンヘレス方面
マニラ空港ターミナル3から出発するクラーク行きの直通P2Pバスについて、発着場所や運行時間を紹介する。
国際線到着後、そのままクラーク空港やアンヘレスへ向かう際に最も便利なルート。
発着場所、時刻表、チケット購入方法などを写真付きで詳しく紹介している。
👉 【2025年最新】マニラ空港からクラーク・アンヘレスへ|P2Pバスでの移動ガイド完全版
区間②:クラーク・アンヘレス → マニラ空港(NAIA)
帰国時やマニラ経由のフライト利用時に利用しやすい逆ルート。
荷物対応、渋滞時の注意点などを実体験に基づいて解説している。
👉 【体験記】クラーク・アンヘレスからマニラ空港(NAIA)へ直通!P2Pバス利用レポートと注意点
区間③:クラーク空港 → TRINOMA(ケソン市)
マニラ北部やケソン方面に向かう場合はこちらのルートが便利。
TRINOMAモール直結のバスターミナルに発着し、料金や所要時間を含めてまとめている。
👉 【クラークからマニラへ】TRINOMA直通P2Pバスの乗り方・時刻表・料金まとめ(2025年最新)
現地の利用者は、クラーク発TRINOMA行きを通勤含む移動に使う人が多く、マニラ空港発の便は観光客や出張者の利用が目立つ。
💡どのルートを選ぶべきか
出発地や利用目的によって、選ぶべきルートは異なる。以下の表で運行時間帯の目安を確認しておこう。
| 出発地 | 目的地 | 主な運行時間帯 | 所要時間(目安) |
|---|---|---|---|
| マニラ空港(NAIA) | クラーク空港 | 24時間運行(約1〜2時間間隔) | 約2時間 |
| クラーク空港 | マニラ空港(NAIA) | 24時間運行(約1〜2時間間隔) | 約2時間 |
| クラーク空港 | TRINOMA(ケソン市) | 3:30〜24:00頃 | 約1時間40分 |
※渋滞状況により時間は前後する。
🚏P2Pバスの基本情報
運賃・設備・購入方法など、3区間に共通する利用の基本ポイントをまとめた。
- 運行会社: Genesis Transport
- 運賃目安: 240~430ペソ(変更可能性あり)
- チケット購入: 乗車後に車内で集金(現金のみ)
- 設備: 充電ポートはあるが使用不可が多い
- 荷物: スーツケースは無料でトランク収納可
- 対応ターミナル: NAIAターミナル3発、到着時はT1〜T3に順次停車
※最新時刻表・運行状況は Genesis Transport公式ページ にて随時更新されている。
クラーク方面行きのP2Pバスはマニラ空港ターミナル3から発着するため、出発前に同じターミナル内の「Food Hall」で軽く食事を済ませておくのもよい。
👉 【NAIA空港】ターミナル3の隠れ食事スポット「Food Hall」
利用シーン別おすすめ
- 乗り継ぎ利用: NAIA到着後、クラーク発の国内線へ接続する場合に最適。
- 週末旅行: マニラ在住者がアンヘレス・スービック方面へ行く際に便利。
- 留学生・出張者: クラーク滞在中にマニラ観光や空港利用が必要な場合に活用価値が高い。
まとめ:マニラ空港とクラークを結ぶP2Pバス
マニラ空港、クラーク空港、TRINOMAを結ぶP2Pバスは、ルソン島内で最も快適かつコスパの良い長距離移動手段の一つである。
定時運行で冷房も効いており、空港間を安心して移動できる点が大きな魅力だ。
今後はクラーク空港の国際線拡充や、マニラ首都圏と北ルソン方面を結ぶ鉄道ネットワークの整備など、交通インフラの発展が見込まれている。
それまでの間は、P2Pバスが引き続き実用的でコストパフォーマンスの高い選択肢として、多くの旅行者・現地滞在者に利用され続けるだろう。
各ルートの記事を参考に、自分の旅程に合った便を選びたい。
最新の時刻表や運行情報は今後も随時更新していくが、Genesis Transport公式サイトで随時確認するのが確実である。


