【週次為替レポート】2025年6月第4週(6/23〜6/27)東南アジア主要通貨の動きまとめ

為替
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今週は全体的に円高基調。通貨を主導するアメリカFRBが利下げが近づいているとの観測が強まり円高を後押しした。

通貨名 6/23始値
(NY終値)
6/27終値
(NY終値)
傾向 週の変動率
(%)
年初来変動率
(%)
USD(米ドル)146.16144.67円高−1.02%−8.18%
THB(タイバーツ)4.464.44円高−0.45%−3.18%
PHP(フィリピンペソ)2.542.56円安+0.79%−5.84%
VND(ベトナムドン)0.00560.0055円高−1.43%−10.37%
MYR(マレーシアリンギット)34.0334.21円安+0.53%−2.69%
※「傾向」は6/23始値→6/27終値の推移による判定です。
※本データはNY終値(米東部時間17:00)ベースで集計された為替レポートです。
出典:Investing.com

円が弱くなって久しいがその中でベトナムドンが最も円に対して弱く、物価も考慮すれば旅行は割安な状況が続いている。

逆にタイバーツは継続して円にもドルにも強く、中央銀行もバーツ高を警戒、介入を検討する段階に入っている。観光立国であることを考慮すると物価高もバーツ高も痛いのだろう。
タイ中銀、バーツ高警戒-過度の変動抑制で介入も辞さず(Bloomberg) – Yahoo!ニュース

日本では夏休みが近づいてきた。円高を希望する人が多くなる時期だが、今為替を導くのはアメリカのFRBがいつ利下げを行うかだ。来週以降も注目したい。

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