※2026年1月最新情報に更新
マニラからパンパンガ州クラーク(Clark)方面へのバス移動は、かつては複数回の乗り換えが必要で、旅行者にとって分かりにくい行程だった。日本からクラーク空港への直行便も存在するが、便数や運賃の面から、マニラ経由を選ぶケースはいまも多い。
こうした中、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)発のP2P(Point to Point)バスが定着し、マニラからクラーク・アンヘレス方面への移動は大きく改善された。途中でアンヘレスのSMクラーク周辺で下車できる点も含め、現在では現実的かつ利用者の多い移動手段となっている。
P2Pバスの乗り方と乗り場案内(NAIAターミナル3)
P2Pバスは、NAIAターミナル3(セブパシフィック航空などが使用)から発着。もし別ターミナルに到着した場合でも、空港間シャトルバスを利用してターミナル3へ移動できる。
到着ロビーを出て右手、Bay13付近から道路を渡り右へ進んだ先が乗り場になっている。

NAIA全体の構造を把握しておくと、出発ターミナルの判断もしやすい。
バススケジュール(2026年1月時点)
スケジュール情報はたまに更新されるので最新情報を確認する必要がある。
最新時刻表(公式リンク)
2026年1月にGenesis Transport公式サイトで時刻表が更新されている。
最新の運行スケジュールは以下のリンク先で確認できる。
👉 Genesis Transport公式サイト – P2P Bus Schedule
運行頻度と営業時間
24時間体制で運行しており、おおよそ1~2時間間隔で出発。終電や早朝便を気にする必要がなく、非常に利便性が高い。
乗車券は車内販売のなのでバスの前に表示されている「CLARK」を確認してバスに乗り込もう。

車内の様子と支払い方法
乗車にあたってのポイントは以下。
支払い方法と手順
P2Pバスは基本的に乗車後に運賃を回収される仕組み。日本の感覚だとやや戸惑うかもしれないが、フィリピンでは一般的な方式だ。
- 運賃:430ペソ(約1,100円)(2025年12月時点)
※注意:クラーク国際空港までの場合は450ペソ - 支払方法:現金のみ(お釣りは出るが小額紙幣が望ましい)
順番としては①行き先を告げる②バスの中で暗号のようなチケットを渡される③再度集金者が来るので運賃を支払う、となる。

車内の雰囲気と座席
車内は快適で静か。USBポートも一部の座席で利用可能。
ただし全車両で利用できるわけではなく、破損していたりしたのでモバイルバッテリー持参が安心。

荷物の扱い|大型スーツケースはトランクに預ける

スーツケースなどの大型荷物は、乗車時にバス下部のトランクへ積み込む。スタッフが対応してくれるため、特別な手続きは不要だった。
バックパックや小さな手荷物であれば、座席上の棚や足元に持ち込むことも可能である。
※ 実際の積み込みは出発直前に行われる。
SMクラーク・アンヘレスでの下車位置と所要時間
今回の移動では、月曜朝7時発の便を利用。車内は空いており、渋滞もなかったため、約1時間40分でSMクラークに到着。降車場所はSMクラーク正面で非常に分かりやすい。
ただし、夕方〜週末は渋滞が予想されるため注意。特にクラーク空港発のフライトに乗る場合は、時間に余裕を持って行動することが推奨される。下の画像はSMクラーク到着場所(メインエントランス)。

クラーク→マニラ(NAIA)方面への復路もあり
復路も同じくP2Pバスを利用可能で、NAIAターミナル1、2、3行き・TRINOMA(ケソン市)行きなど複数ルートがある。行き先をよく確認して乗車しよう。NAIA行きの深夜帯はやや頻度が落ちるがそれでも2時間に1本は運航されており、昼は大体1時間に1本のペースで運航されている。
他のルート(クラーク発・TRINOMA行き)を含めた区間まとめはこちら
👉 マニラ空港⇔クラーク⇔TRINOMAのP2Pバス完全ガイド
マニラ〜クラーク間の移動は昔とどう変わった?
以前は、
- マニラの空港や市内からタクシーでVictory Linerなど長距離バス発着地へ
- DAUターミナルからジプニーまたはトライシクルで移動
といった手間と交渉を要する複雑なルートだった。
今はP2Pバス一本で快適・安全・安価に移動可能。荷物が多い旅行者でも安心して利用できる。現時点で、最もバランスの取れた移動手段と言ってよい。
P2Pバスのよくある質問【まとめ】
マニラからクラーク、アンヘレス方面への移動が格段に便利になったP2Pバスであるが、初めて利用する者にとっては不明点や不安も残るはず。
以下に、実体験をもとによくある疑問点をQ&A形式で簡潔に整理した。要点だけを押さえたい場合は、本項を確認するだけでも十分。
Q1. どこから乗れるの?
NAIAターミナル3のBay13付近が乗り場。他ターミナル着ならシャトルバス移動かタクシーが必要。
Q2. 支払いは?
乗車後に車内で現金払い。SMクラークで430ペソ、クラーク国際空港で450ペソ(2025年12月時点)。お釣りは出るが、小銭を用意しておくとベター。
Q3. USB充電はある?
いくつかの車両にあったが、ない場合も多い。モバイルバッテリー持参が無難。
Q4. 渋滞はある?
夕方や週末は大きく遅れることも。クラーク国際空港で飛行機に乗る場合は早めの出発を。



