セントラル・パタヤの中心、セカンドロード沿いを歩いていると、“桜”と“日本のポスト”が目印の屋台街「CENTRAL MARKET」が現れる。(2025年10月追記:この桜は撤去されていた)
アクセスの良さと立地の便利さから、観光客でも気軽に立ち寄れる注目スポットだ。
入口の見た目こそ日本推しだが、中に入ると地元料理と東南アジアらしい屋台の活気が広がる。
本記事では、実際に歩いて見たCENTRAL MARKETの雰囲気と店舗構成、訪問時の印象を現地レポートとして紹介する。

屋台マーケット天国・パタヤにまた新星登場
パタヤといえば、屋外型の屋台マーケットが各所に点在し、もはや定番観光コンテンツの一つになっている。開放感バツグン、喧騒に包まれたストリートフードの空間は、タイに来た実感を味わえる場所でもある。
その中でも、この「CENTRAL MARKET」はロケーションがいい。
セントラルパタヤの真向かい(セカンドロード沿い)という好立地で、観光客の目にもすぐ止まる。そして個人的に最大のポイントは、マーケットの奥がそのままソイブッカオに抜けられるという裏技ルートになっていること。以下の地図では道が表示されていないがセカンドロードど右下の行き止まりの道が歩道でつながっている。
タイ料理オンパレード+謎のワニ肉も
中では定番のカオマンガイやパッタイ、トムヤムなどおなじみの屋台フードに加え、果物・ジュース・デザート、そしてワニ肉なども並んでいる。まあ他の屋台と変わらないラインナップだ。


座席数も多く、空間には余裕があり、暑さにやられた旅人の休憩にも良い。観光客向け価格とはいえ、値段は表示されており、明朗会計なのは安心。
エビ好き歓喜!カオパッド・クン・ガパオカイダーオ
今回注文したのはエビたっぷりのカオパッド・クン・ガパオカイダーオ。お値段は125バーツ。ローカルの物価感覚だと高めだが、観光地価格としては“まあ、そうでしょう”と納得。
🔥「a little spicy?」と店員に聞かれて頷いたのが運の尽き。
食べてみると、“a little”とは……?と問いかけたくなるレベルの辛さ。よくあるパターン。しかしながら、ちゃんと旨い。辛いけどうまい。タイでは“辛いけど笑える”系の食事体験。

ジュースも映えるが値段もそれなり
マンゴー、アボカド、オレンジ、パッションフルーツなどフルーツをその場で絞ったジュースは60バーツ。ローカル屋台だと20バーツからで見かけるが、ここでは雰囲気料込みの価格と割り切ろう。

周りを見ればセントラルパタヤや高層コンドミニアムが見える
平日の夜だったため、マーケット内は比較的空いており、快適に散策できた。見上げれば高層コンドミニアムやセントラルパタヤのショッピングモールがすぐそこに見える。

奥へ奥へ…準備中のエリアとその先の“抜け道”
奥に進むと、まだ開店準備中の店舗が多数。この屋台群がオープンしたのは2025年初めごろだったと思うが、奥は現在進行形で拡張中のようだ。衣服や雑貨の店も並び始めている。


「こんな奥まで誰が来るんだろう…」と歩みを進めていたら、理由が判明。
なんと奥側にも出入り口があり、ソイブッカオと直結していた。
ソイブッカオ⇔セカンドロードの新たな“近道”
パタヤの街中で、セカンドロードとソイブッカオの行き来は意外と面倒だ。
この「CENTRAL MARKET」の抜け道は、表通りを避けたい人にも優しい新ルートである。
ちなみに近くには「Soi Myth Night」を使う通り抜けルートもあるが、賑わうバー街のど真ん中を通過する必要があるため、夜は微妙に気まずい。
それに比べれば、こちらは子連れや“静か派”にも安心の選択肢と言えるか。

まとめ:CENTRAL MARKETは“使える屋台”
- セントラルパタヤ前の好立地
- タイ料理中心+観光客向けの分かりやすい雰囲気
- ソイブッカオへの抜け道が便利
- (タイはどこでもそうだが)辛さには要注意(ちょい辛=激辛)
この場所、去年までは空き地として放置されていたが、2025年に入って新たな賑わいスポットとして生まれ変わった。食べてよし、抜けてよし、映えてよしの三拍子揃ったロケーションである。
パタヤで行きやすいナイトマーケットのまとめはこちら:
【2025年最新】パタヤ中心部ナイトマーケット5選|観光客におすすめの行きやすい夜市


