【2026年最新】ドンムアン空港からバンコク市内への行き方|バス・レッドライン・タクシー・Grabで比較

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ドンムアン空港はLCC利用者が多く、
スワンナプーム空港と比べて市内への行き方がややわかりにくい。

実際、バス・鉄道・タクシー・グラブと選択肢は揃っているが、
乗り場の位置や動線、使い勝手は事前に把握していないと迷う構造だ。

本記事では、
・空港バス(A1〜A4)
・レッドライン+MRT
・タクシー/Grab
を実際に現地で移動・確認した情報をもとに整理する。

「安さ」「速さ」「分かりやすさ」
どれを優先すべきかが、この記事を読み終えた時点で判断できる構成にした。

ドンムアン空港のターミナル構成や到着後の動線全体を把握したい場合は、
別記事でまとめているドンムアン空港ガイドもあわせて確認してほしい。

ドンムアン空港→市内アクセスは3択で考える

ドンムアン空港から市内へは複数の移動手段があるが、
最初に確認すべきなのは「自分の行き先に合っているかどうか」だ。

  • 空港バス(A1〜A4)
    最も安い移動手段だが、行き先が合っている場合に限って価値が出る。
    特にカオサンエリアは鉄道で直接アクセスできないため、A4バスの存在が効く。
  • レッドライン+MRT
    渋滞を避けて市内中心部へ向かえるが、
    徒歩移動と乗り換えがあり、シーロムやスクンビット方面など鉄道向きの行き先限定の手段だ。
  • タクシー/Grab
    行き先を選ばず使える。
    深夜到着や荷物が多い場合は、最も合理的な選択になる。

なお、バンコク到着空港を使い分ける場合や、
スワンナプーム空港からドンムアン空港へ乗り継ぎ移動するケース(またはその逆)では、
空港間シャトルバスという選択肢もある。

このあと、それぞれの移動手段について、
実際に現地で確認した動線と使い勝手を順に見ていく。

空港バスで市内へ|A1〜A4路線と向いている行き先

ドンムアン空港から市内へ向かう最安の手段が、BMTAの空港バス(A1〜A4)だ。
料金は30〜50バーツと圧倒的に安い。

ただし、どの路線も万能ではない。
価値が出るかどうかは、自分の目的地が路線上にあるかどうかで決まる。

バス乗り場は「Service Hall」に集約されている

現在、A1〜A4の空港バス乗り場は、
到着ロビーから案内表示に従って進んだ先のService Hall(屋外)に集約されている。以前と場所が変わっているので注意。

ドンムアン空港 空港バスA1〜A4 路線案内とService Hallの位置図
案内は表示は多く迷わない
ドンムアン空港 到着フロアの空港バス(A1〜A4)案内表示とService Hall方向
国際線到着エリアからバス乗り場は近い

屋外ではあるが屋根付きでベンチもあり、出発まで待つ環境としては悪くない。

ドンムアン空港 空港バス乗り場Service Hallのベンチと待機エリア
ドンムアン空港 空港バス待機エリアの様子(スーツケース利用者あり)

バスは路線ごとに番号が振られており、
行き先を事前に確認してから乗車する。

A1〜A4 路線別の特徴と向いている行き先

ドンムアン空港 空港バスA1〜A4 路線図と行き先一覧(BTS・MRT・カオサン方面)
空港バスA1〜A4の路線図。料金・行き先・接続先(BTS/MRT/カオサン方面)が一目で確認できる。
路線主な行き先料金向いている人補足
A1モーチット(BTS)
MRTチャトチャック
北バスターミナル
30THB鉄道に
乗り継ぎたい人
BTS・MRT接続
長距離バス利用可
A2ビクトリーモニュメント30THBローカルバスに
慣れている人
乗換拠点だが
観光向けではない
A3プラトゥーナム
ルンピニー公園
50THB市内中心部に
用事がある人
渋滞の影響を
受けやすい
A4カオサンロード
サナムルアン
50THBカオサン周辺に
宿泊する人
鉄道で行けないエリアへ直行

運行時間の目安:A2/A3/A4は概ね6:00〜23:00、A1のみ05:45〜24:00(掲示より)

この表の読み方:バスは安いが「行き先が合うか」が全て

空港バスは安いが万能ではない。
特にカオサン方面(A4)や北バスターミナル接続(A1)のように、行き先が噛み合うときに価値がはっきり出る。

乗り場はService Hall側に集約され、ベンチもある。スーツケースを持った利用者も多く、空港の動線としては整理されていた。

次の章では、渋滞を切って市内へ向かえるレッドラインのルートを紹介する。

空港から直接行ける長距離バス|パタヤ・ホアヒン

ドンムアン空港には、市内行きのA1〜A4とは別に、パタヤ/ホアヒン行きの長距離バスもある。

パタヤ・ホアヒン行きバスの場所(カウンター)

ドンムアン空港発パタヤ・ホアヒン行きバスの受付カウンター

パタヤ/ホアヒン行きは、空港内の専用カウンターで案内されていた。
現地では英語表記もあり、料金と時刻表が掲示されている。

パタヤ/フアヒン行きは「当日満席」あり。先に予約しておくとラク

ドンムアン空港到着ロビーにあるパタヤ・ホアヒン行きバスカウンター位置
1階到着フロアの2番出口付近にカウンターがある
ドンムアン空港のパタヤ行きバスが当日満席であることを知らせる案内表示
午後には当日分が満席に

ドンムアン空港の到着フロアには、パタヤ/フアヒン行きの専用カウンター(ピンク)があり、運賃はパタヤ155バーツ、運行は1日4便。自分が見た日は午後の時点で「本日満席」の案内が出ていた。
この路線はThe Transport Co., Ltd.の公式サイトから事前予約ができる。パタヤ/フアヒン狙いで空港に着いてからチケットを買うつもりだと、満席で予定が崩れることがあるので、日程が決まっているなら先に押さえておく方がラクだ。
また、12Goでも同便が予約が可能(Transport Co表記)。

「使える人」と「使わない方がいい人」

使える人

  • タクシーよりも安く、確実にパタヤ/ホアヒンへ移動したい人
  • 事前に料金と座席を確保しておきたい人
  • 空港から長距離移動を“公共交通で完結”させたい人

使わない方がいい人

  • 時間を最優先したい人(タクシー/Grabの方が柔軟)
  • 到着時刻が読めない人(遅延・入国混雑で“予約した便”に間に合わないとストレス)
  • ドアtoドアの快適さを重視する人

レッドラインで市内へ|DMK→バンスー→MRTスクンビット(実体験)

ドンムアン空港からは、SRTレッドラインを使って鉄道でも市内へ出られる。
道路渋滞の影響を受けず、所要時間が読みやすいのが最大の強みだ。

SRTレッドライン 路線図 ドンムアン空港からバンスー駅への鉄道路線

一方で、鉄道ルートは「空港駅までの徒歩」と「バンスー駅での乗り換え」がセットになる。
身軽なら問題ないが、荷物が多いほど体感の負担は増える。

国際線からレッドライン駅までの動線(国内線2階連絡通路)

国際線ターミナル到着後は、まず国内線ターミナル方向へ進む。

ドンムアン空港ターミナル内のSRTレッドライン駅への案内表示
空港内はレッドライン(SRT Red Line)の案内が明確。

途中で2階の通路に移動すると、レッドライン方面の連絡通路が出てくる。

ドンムアン空港国内線ターミナル内のレッドライン方面通路

国際線ターミナルから駅までは徒歩移動は体感では10分前後。
この「歩く区間」がある時点で、鉄道は万能ルートではない。

ドンムアン空港からレッドライン駅へ続く連絡通路
距離はあるが屋根がある。

ドンムアン空港駅→バンスー駅(Krung Thep Aphiwat)

ドンムアン空港レッドライン駅の券売機
バンス―駅までは33バーツ。夕方の券売機は混雑していた。
ドンムアン空港レッドライン駅の自動改札
スーツケース利用者も多く、動線は広め。

レッドラインに乗り、バンスー駅へ向かう。
車内はまだ新しく、スーツケースを持って乗っている人も普通にいる。
混雑がひどくて身動きが取れない、という雰囲気ではない。

ドンムアン空港レッドライン駅のホーム風景
空港駅のホーム。
ドンムアン空港からバンスー方面へ向かうレッドライン車内
新しい車両で車内は清潔。

バンスー駅でMRTに乗り換える

バンスー駅(Krung Thep Aphiwat)に到着したレッドラインのホーム
バンスー駅。ここでMRTブルーラインに乗り換える。

バンスー駅は規模が大きい。
レッドラインからMRTブルーラインへの乗り換えは、案内に沿って進めば迷わないが、高架駅から地下鉄への移動なので少し歩く。

バンスー駅でレッドラインからMRTへ向かう乗り換え通路
レッドラインからMRTブルーラインへの乗り換え通路。
バンスー駅のMRTブルーライン入口
バンス―からスクンビットまでは42バーツ。

この乗り換え動線を含めると、
ドンムアン空港→バンスー→MRT乗車までで「鉄道に乗っている時間」以外が地味に効いてくる。

Asokまでの所要時間と乗り換え感

レッドライン→バンスー→MRTの乗り継ぎが噛み合うと、
空港からスクンビット駅(Asok直結)までで1時間ほどだった。

このルートが刺さるのは、目的地がMRT/BTS沿線、特にスクンビット方面のとき。
一方で、レッドライン・MRTはいずれも概ね早朝〜23時前後の運行のため、
この時間帯を外れる到着・出発では成立しない。

カオサン周辺のように鉄道が刺さらないエリアや、
深夜・早朝の移動では、素直にGrabやタクシーを選んだ方がよい。

レッドライン整備の背景(ODA/JICA)

ドンムアン空港レッドラインに設置された日本ODAとJICAの事業案内パネル

レッドラインは、日本のODAとしてJICAが参画した都市鉄道プロジェクトとして整備された。
駅や車両の新しさ、案内表示の見やすさは、その背景を知ると納得感がある。

次の章では、行き先を選ばず一発で市内へ出られるタクシー/Grabを整理する。

タクシー・Grabで市内へ|迷わず一発、荷物が多い日はこれ

ドンムアン空港から市内へは、タクシーとGrabが最もシンプルだ。
バスや鉄道と違い、行き先を選ばずドアtoドアで移動が終わる。

特に、深夜到着/荷物が多い/同行者がいる──この条件なら、即決でいい。

Asok周辺までの料金と所要時間の目安

ドンムアン空港からスクンビット(Asok)周辺までは、
所要時間は約30〜60分、料金は300〜500バーツ前後が目安。

時間帯や渋滞状況でブレは出るが、
鉄道が動いていない時間帯でも成立するのが、タクシー/Grabの強みだ。

公式タクシー:専用の待合エリアから

ドンムアン空港のタクシー案内サイン
ドンムアン空港の公式タクシーカウンター周辺

ドンムアン空港のタクシーは、タクシー専用の待合エリアが用意されている。
国際線からだと1階到着ゲートから入国し、左(国内線側)に進めばすぐ辿り着く。

Grab:空港でも通常どおり使える

Grabはドンムアン空港でも通常どおり使える。
アプリで配車して、指定されたピックアップ地点へ向かうだけだ。

過去にドンムアン空港でGrabを複数回使っているが、
空港だからといって特別な手続きが増えることはなかった。
行き先の説明が不要で、料金が事前に確定する。

タクシーとGrab、どっちを選ぶか

  • タクシー:今すぐ乗って出たい/アプリ操作を挟みたくない
  • Grab:料金を先に確定したい/行き先説明を省きたい

どちらも「迷わず一発で市内へ出る」ための手段として完成している。
バスや鉄道の動線が面倒に感じたら、ここに逃げるのが正解だ。なお、SIMがなくてもドンムアン空港のWi-Fiに接続すればGrabは問題なく使える。

移動手段の選び方|時間・行き先・荷物量で決める

目的地/条件選ぶ手段
カオサン周辺A4(空港バス)
モーチット/北バスターミナル方面A1(空港バス)
Victory Monument方面A2(空港バス)
プラトゥーナム/ルンピニー方面A3(空港バス)
スクンビット方面(Asokなど)レッドライン → バンスー → MRT
荷物が多い/深夜到着/ホテル直行タクシー or Grab

A1〜A4の乗り場はService Hall側に集約されている。
目的地が決まっていれば、上の表どおりに選べば動線はシンプルだ。

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