スワンナプーム空港発パタヤ行きバス完全比較【2025年版】格安移動方法は?

スワンナプーム空港からパタヤ行きの大型バスのイラスト。歩道ではスーツケースを引く旅行者の姿も描かれている 交通・移動
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タイ・バンコクにあるスワンナプーム国際空港(BKK)から、外国人観光客に人気のビーチリゾート「パタヤ」へ向かうには、現在のところ鉄道は運行されておらず、移動手段は基本的にタクシーかバスである。

多くの旅行者がこのどちらかを選んでいるが、今回私も実際にジョムティエンビーチ行きのバスを利用した。その様子とともに、他のバスの選択肢もまとめて紹介する。

空港からパタヤまでタクシーを利用すればドア・ツー・ドアで楽ではある。しかし料金は1,200〜1,500バーツ程度と高くつく。特に急ぎでなければ、約10分の1の価格で移動可能なバスの利用が圧倒的にコスパが良い。所要時間は2時間弱。

スワンナプーム空港でパタヤ行きバスのチケットを購入するには、1階の端、Magic Food Point(マジックフードポイント)フードコートの近くにあるブースへ向かおう。
パタヤ、フアヒン、など複数のカウンターが並んでおり、目的地ごとに異なるバス会社がチケットを販売している。

バス①:ジョムティエンビーチ行き(143バーツ)

老舗の人気バスで、利用経験者が最も多いと思う。143バーツと安価で、降車地はジョムティエンビーチだが、ノースパタヤとサウスパタヤそれぞれの交差点近くでも降りることが可能。中心部に近いため柔軟な下車が可能で便利。ちなみに支払いは現金のみ。

①②③の3か所で下車可能

バス②:北バスターミナル行き(123バーツ)

パタヤ北バスターミナルまで直行する便。ジョムティエンよりもやや距離が近いため料金は123バーツ。
バンコク市内(エカマイ、モーチット)とパタヤ間を移動する際にもよく使われているバスターミナルで、パタヤ各地へのアクセスも良好。

190バーツは③のベルトラベル価格。紛らわしい。

バス③:ベルトラベル社 北バスターミナル行き(190バーツ)

同じ北バスターミナル行きだが、価格は190バーツと高め。その代わり、バスの座席に定評があり快適性を重視する方に向く。チケットはバス②と同じカウンターで販売されており、発車時間は共有案内となっているため、どちらのバスかはその都度確認する必要がある。

バス④:Transport.co.th社 パタヤスクンビット通り行き(122バーツ)

比較的新しい選択肢。料金は122バーツと最安だが、1日4便のみ運行。目的地はパタヤ市内のスクンビット通り沿い。パタヤビーチからやや離れている。

どのバスも最終的にはパタヤ中心部から極端に離れているわけではないため、どれを選んでも致命的な差はない。大事なのは自分の予定に最も合った出発時間の便を選ぶことである。チケット売り場のカウンターに次の出発時刻が表示されるので確認しよう。

また、パタヤ北バスターミナルやノースパタヤ交差点では、ソンテウ、バイクタクシーが待ち構えている。パタヤではGrabやBolt(配車アプリ)も利用可能であり、最終目的地への移動もスムーズである。

ジョムティエンビーチに宿泊予定の方にはバス①がおすすめ。
さらに超節約スタイルを徹底したいなら、ジョムティエンまでバス①で行き、そこからソンテウ(10バーツ)でパタヤ中心部(セカンドロード)に向かうというルートもある。私自身、今回この方法で移動し、移動費を抑えてみた。所要時間を考えるとコスパは悪い笑

ジョムティエン到着地には空港行きバスの始発地・チケット売り場もある。ここを起点に復路も考えると動きやすい。

番号行き先価格本数(目安)特徴公式サイト
ジョムティエン143バーツ17本
(6:00~22:00)
ジョムティエンまで直行。北・南パタヤ交差点でも下車可能。airportpattayabus.com
パタヤ北バスターミナル123バーツ6本
(7:30~17:30)
比較的新設で安価。空港1階カウンターでチケット購入可能。※公式サイトは現在アクセス不可(2025年7月時点)
パタヤ北バスターミナル190バーツ6本
(8:30~18:00)
最も高価格だが、シートがいい。belltravelservice.com
パタヤ スクンビット通り122バーツ4本
(7:30~17:30)
最安だが本数が少なく、中心部からやや離れる。tcl99web.transport.co.th

スワンナプーム空港からパタヤへのバス移動は、どの便も利便性は高く、コストパフォーマンスにも優れている。宿泊エリアや予定、移動時間帯に応じてベストな便を選びたい。

ジョムティエンに行くのではないなら時間重視で次に出発する便、と割り切ると選びやすいだろう。

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