マニラ・ニノイ・アキノ空港~クラーク空港間で現在運航しているP2Pバス。飛行機の乗り換えのためのバスとして使うもよし、クラーク(アンヘレス)~マニラ間の移動手段として利用するのもいい。今回はマニラからのフライトに搭乗するため、SMクラークからNAIA(マニラの空港)までのP2Pバスを利用した。
逆ルートのNAIA→SMクラークはこちらの記事で紹介
SMクラーク→TRINOMA(ケソンシティ)はこちらの記事で紹介
バス乗り場(SMクラーク)
バス乗り場はこちら。逆ルートのNAIA→SMクラークと同じ乗車場。
乗り場には案内ブースとベンチが置いてある。ブースでは乗車チケットを売っているわけではない。乗車券は乗車後バス内で乗車員から直接買う。

バスの見た目は他の行き先と同じなので正面に記載の行き先を見てバスに乗り込む(支払いは乗車後)。今回はマニラの空港NAIA1-2-3(番号はターミナル番号)に乗り込む。

ギリギリの乗車。危うく満員で乗車拒否という事態に
今回は午前7時半のSMクラーク発NAIA行きにあわせて7時25分にバス乗り場に到着した。以前見たNAIA行きバスは満員にならなかったので油断していたが、ちょうど私の乗車で満員となり、出発予定時刻より早くバスは出発した。なんとか乗車できて安堵すると共に余裕を持った到着が必要だと改めて感じた。
以前同じくP2PバスでTRINOMAへ行った際は20分は前に着いたが、既に満員で乗れなかったことがあった。NAIA行きは比較的空いているというイメージであったが、常に空いているというわけではなさそうだ。そもそもこのバスはクラーク空港を出発しておりSMクラークは経由地に過ぎない。SMクラークで混むというよりクラーク空港に到着フライトが多かったか、という点が混み具合を左右するのだろう。いずれにしても、1時間の待ちを避けるために30分程度早く着いた方がよさそうだ。
2時間弱でNAIAに到着
バスの中で運賃430ペソを支払う(2025年6月現在)。チケットはフィリピン特有の穴あけパンチを使った暗号のようなチケットだが、乗務員が説明してくれるので問題ないだろう。(写真は逆ルートのものだがほぼ変わらない)

午前7時25分に出発し、午前9時15分にNAIAターミナル3に到着。バスはこの後ターミナル1、2にも向かうので全部で約2時間かかる。大体通常通りでフライトに問題なかったがバスは交通状況により遅れることがあるのでフライト時間に余裕をもって移動した方がいい。バスの本数は充実しており約1時間に1本。スワンナプーム空港のパタヤ行きと比べてもかなり充実している。なんといっても深夜にもバスは運航しており早朝のフライトにも対応できるのだ。

基本的にはNAIA→クラークの逆ルートなので同じなので注意することとしては上に書いた通り満員のリスクくらいだ。クラーク空港発着の航空券がNAIA発着と比べて割高になりがちな現状ではこのP2Pバスの存在は非常にありがたい。ぜひとも恒常的に利用者を確保していただいてサービスを継続してもらいたいところだ。