バンコク市内の移動は、まずBTSとMRTを軸に考えるのが基本である。
渋滞の影響を受けにくく、時間が読みやすいからだ。
一方で、駅から離れた場所や深夜はGrabが便利である。
また、一駅くらいなら歩けそうに見えても、昼は暑さがきつく、思った以上に消耗する。
まず結論だけ知りたい人へ
バンコク市内移動で迷ったら、基準は以下で十分。
- 日中はBTS・MRTを優先
- 深夜や駅から遠い場所はGrab
- 一駅徒歩は夜ならあり、昼は無理しない
- 夕方の車移動は時間が読みづらい
細かい例外はあるが、旅行中ならこの考え方で大きく外しにくい。
バンコク市内移動は、まずBTS・MRTを軸にする

旅行者にとって、いちばん使いやすいのはやはりBTSとMRT。
バンコクは交通手段が多い都市だが、車移動は渋滞の影響を受けやすい。
その点、鉄道は所要時間が読みやすく、予定を立てやすい。
特に、サイアム、アソーク、プロンポン、シーロム周辺のように鉄道で動きやすい範囲なら、まずはBTS・MRTで考えたほうが無難だ。
Googleマップを見ると、乗り換えも簡単そうに見える。
ただ実際は、改札を出て少し歩き、再び入り直す場面もある。
アソーク駅(BTS)とスクンビット駅(MRT)のように接続しやすい場所でも、完全に一体化している感覚ではない。
そのため、最短時間だけを見るより、できるだけ同一路線で済む動き方のほうが楽である。
一駅歩けるか|昼はおすすめしない

バンコクでは、一駅くらいなら歩けそうに見える場面が多い。
たとえば、BTSアソーク駅からプロンポン駅あたりは地図上だとそれほど遠く見えない。
ただ、昼は別である。
日差しが強く、信号待ちも長めで、実際に歩くと距離以上に疲れる。
日本なら普通に歩くような距離でも、バンコクの昼は事情が違う。
特に10時〜16時ごろは、移動のためだけに歩くのはあまりおすすめしない。
到着した時点で汗だくになり、その後の観光がしんどくなることもある。
逆に、夜なら話は変わる。
20時以降なら暑さもかなりやわらぎ、一駅徒歩が実用的になる。
歩くなら、昼ではなく夜に回したほうがよい。

そもそも、どの駅周辺に泊まるかが移動のしやすさを決める。バンコクで泊まるのに便利な駅は別記事で見てほしい。
Grabは駅から遠い場所と深夜で使う

Grabは便利だが、バンコク市内では常に最優先というわけではない。
使う場面は、駅から少し離れた場所、昼の暑い時間、深夜、荷物が多いときである。
鉄道で行ける区間なら、まずBTS・MRTを優先する。
渋滞の影響を受けず、時間が読みやすいからだ。
Grabは主役ではない。鉄道で埋まらない部分を補う手段である。
バンコク市内でGrabを使うときの料金感や渋滞の実感は、別記事にまとめた。
なお、Grabバイクは渋滞時にかなり速い。
ただし、バイクに慣れていない人には向かない。雨の日も外れる。
夕方の車移動は、思った以上に時間が読めない

バンコクで車移動を避けたい時間帯は、夕方。
17時〜20時ごろは、中心部の道路がかなり詰まる。
スクンビット周辺では、近そうに見える移動でも時間がかかる。
Grabやタクシーが使えないわけではない。
ただ、夕方は近いからすぐ着くとは考えないほうがいい。
この時間帯は、車よりBTS・MRTを優先したほうがよい。
混雑はしていても、少なくとも道路渋滞には巻き込まれない。
空港から市内へ入るときも同じで、到着時間によって選ぶ手段は変わる。スワンナプーム空港から市内への行き方は別記事で詳しく書いている。
サイアム周辺は、モールとスカイウォークを使うと楽

バンコクでは、暑さや車の多さで基本的に徒歩がつらい。
その中で例外的に歩きやすいのが、サイアム〜チットロム周辺だ。
このエリアは、モールとスカイウォークがつながっており、地上に降りずに動ける。
BTSサイアム駅からサイアムパラゴン、セントラルワールド、チットロム周辺はその典型だ。


地上を最短距離で歩くより、モール内やスカイウォークを使ったほうが圧倒的に楽。
信号待ちがなくなり、直射日光も避けれるからだ。
バンコクでは、地図上の最短距離がそのまま歩きやすさにはならない。
特にこの周辺では、モールとスカイウォークも移動ルートの一部と考えたほうが動きやすい。

よくある疑問
バンコク市内移動はBTSとGrabどちらが正解?
A. 日中や夕方は、まずBTS・MRTを優先するのが無難。
Grabは駅から遠い場所や深夜に使うと便利。
バンコクで一駅は歩ける?
A. 夜なら十分あり。
ただし、10時〜16時ごろは暑さがきつく、観光中の徒歩移動としてはおすすめできない。
バンコクのタクシーは渋滞する?
A. する。
特に夕方の中心部は時間が読みにくい。距離よりも、どの道路を通るかの影響が大きい。



