【週次為替レポート】2025年7月第2週(7/7〜7/11)東南アジア主要通貨の動きまとめ

東南アジアエリアの地図と国旗を背景に「東南アジア為替動向」という文字が入っている 両替・お金
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通貨名 7/7始値
(NY終値)
7/11終値
(NY終値)
傾向 週の変動率
(%)
年初来変動率
(%)
USD(米ドル) 146.57 147.42 円安 0.57 −6.54
THB(タイバーツ) 4.4703 4.5428 円安 1.62 −1.13
PHP(フィリピンペソ) 2.5771 2.6092 円安 1.27 −3.87
VND(ベトナムドン) 0.0056 0.0056 横ばい 0.00 −9.68
MYR(マレーシアリンギット) 34.32 34.50 円安 0.52 −1.80

本データはNY終値ベースで集計された、通貨の対円為替変動率一覧です。
年初来変動率は2025年1月2日のNY終値を基準としています。出典:Investing.com, Yahoo Finance 等

今週は米ドル主導で全体的に円安に動いた。また1ドル147円台まで戻っており、最近のレンジ相場での上値に近くなっている。やはりアメリカ利下げの可否が鍵を握っており、関税の影響の表層化やFRBのスタンス変更がない限りこの傾向はかわらず、といったところか。

2025年夏も続く円安は、日本人旅行者にとって大きな影響を及ぼしそう。現地での滞在費や食費、アクティビティのコストが割高に感じられる場面が増える。航空券やホテルの価格も、為替の影響で実質的に高騰しているケースがある。

為替の影響を受けにくい地域・サービスを選ぶことで負担を軽減することができる。旅の満足度を維持するには、計画的な両替や目的地の見直しが鍵となりそう。
引き続きこのブログでのおすすめは今年最も円高に動いているベトナム。1円178ドンは安いとは言えないが、それでも近隣諸国と比較するとお得感がある。一方、タイは1バーツ4.5円を超えまたここ数年で最も円安の値に迫っており、バンコク、パタヤなどの旅行者に影響が出そう。来週からタイに行くので状況を確認してみたい。

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