タイ・パタヤで外国人がバイク免許を新規取得する全手順まとめ(申込〜発行手続きまで)

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タイ・パタヤに長期滞在していた筆者が、現地でバイク免許を取得した体験を元に、申込から教習、試験、そして免許発行までの流れをシリーズ形式でまとめた。本記事では、その全体像を一望できるようにし、これから同様の手続きを考えている方の参考になるよう整理している。

免許取得までの4ステップ

パタヤに長期滞在していたこともあり、生活上バイクの運転が必要になったことから、現地での免許取得を決意した。

特筆すべきはその費用の安さと手軽さだ。私の場合、全体でかかった費用は交通費を除いて約1,500バーツ(約6,700円)ほどで、通学はわずか2日間。書類準備などの手間こそあるが、日本に比べると時間的・金銭的コストは圧倒的に低い。

以下が私の体験をまとめた記事シリーズ。各ステップを具体的に解説しているので、必要なフェーズから読めるようにした。

✅ 申込編:教習所選びと必要書類

パタヤ市内外の教習所を比較検討した結果、外国人にも対応しており、通学2日間で完了する「Bosspattaya Driver School」を選択。申込にはLINEで英語対応も可能。必要書類には健康診断書や居住証明書などがあり、事前準備が肝要。

外国人がタイ・パタヤでバイク免許を取得!申込み手順を徹底解説 | 東南アジア生活手帖


✅ 実技編:教習と実技テスト内容

初日は実技。基本操作、一本橋、スラロームなど、日本の教習に近い内容が中心。教官は親切で、英語は片言だが外国人の対応に慣れている。実技は日本より評価が甘く、時間を持て余しがち。

【教習所実技編】タイ・パタヤの教習所でバイク免許取得|2日間の講習と試験内容を紹介


✅ 学科編:講義とオンライン試験

2日目は学科講義。内容はタイ語だが、パワーポイントをスマホの翻訳アプリで読み取りながら受講した。講義後にオンラインで試験を受けるが、出題傾向は予め教えてもらったウェブサイトで練習可能。50問中45点以上で合格。筆者は49点でパス。

【学科編】タイ・パタヤの教習所でバイク免許取得|2日間の講習と試験内容


✅ 手続編:陸運局での免許申請手続き

教習所から発行された修了証を持って、パタヤ郊外にあるチョンブリ陸運局へ。外国人は事前にアポイントを取り、別日で再訪して申請書類を提出。混雑はあるが、教習所経由であれば適性検査は免除。免許はその場で発行される。

【手続編】タイ・パタヤで外国人がバイク免許を取得

実際にかかった費用の目安は以下の通り:

項目費用(バーツ)
教習所料金(外国人)1,000
健康診断書100
居住証明書300
免許発行手数料105
合計約1,500バーツ(約6,700円)

※上記は交通費とコピー代は除いてます。
必要日数としては、**教習2日間+陸運局訪問2日間(うち1日は予約のみ)**の計4日。ただし、教習所や陸運局の混雑状況により変動する可能性がある。

Q:この免許で日本のバイクに乗れる?

→ 外免切替は可能。ただしタイのバイク免許を日本に切り替える場合は、希望する区分(普通・大型)に応じた技能試験に合格するなど一定の条件がある。

Q:この免許でASEAN各国でも乗れる?

→ どうやらできるという情報があるが、各国の交通法規や免許証の扱いは異なるため、実際にできるかは未検証。今後使って確認したい。

Q:タイ語ができなくても大丈夫?

→ 学科対策、試験は機械翻訳で受験できるので問題なし。陸運局も外国人対応に慣れているので大丈夫。教習は英語でごり押しできなくもないが、タイ語ができるに越したことはない。

今回の免許取得は、事前準備や書類対応など、外国人ならではの苦労はあったが、コスト・期間・実用性を考えると非常に価値ある体験だった。これからタイやパタヤで生活する方、旅しながら長期滞在する方にとっても、有効な選択肢になりうると思う。

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