ホーチミンからニャチャン バス移動|到着場所と市内への行き方・所要時間まとめ

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ホーチミンからニャチャンへは、鉄道や飛行機の他にバスでの移動も一般的な選択肢だ。
所要時間はおおよそ8〜9時間ほどで、昼便・夜行便のどちらも運行されている。

料金は飛行機、鉄道より安く、本数も多い。独立した横になれるシートで長距離でも利用しやすいのが特徴だ。

ただし注意したいのが、ニャチャン到着後の動線である。
バスによっては市内中心部ではなく、郊外のバスターミナルで下車となるケースもあり、その後に移動が必要になる。

実際に利用した便では、南バスターミナル(Ben xe phia Nam Nha Trang)での下車となり、市内へはシャトルバスで移動する形であった。
一方で、市内に近い場所まで向かう便もあるようで、到着場所は事前に確認しておきたいポイントだ。

本記事では、実際の乗車体験をもとに、車内の様子や休憩、到着後の流れまでを整理する。

ホーチミン→ニャチャンのバス移動|料金と選び方

FUTA Bus Lines ニャチャン到着 バス外観
FUTA Bus Linesのバス

ホーチミンからニャチャンのバスは、料金や便数の選択肢が広い。
料金はおおむね300,000〜500,000ドン前後で、時間帯やバス会社によって変動する。

今回の利用では、FUTA Bus Lines(Phuong Trang)を選び、約450,000ドンで予約した。
ベトナムでは複数のバス会社がこの区間を運行しており、出発時間や価格、到着場所に違いがある。

これらは12Goなどで一覧で確認できる。特に到着場所は便ごとに異なり、どこで降りるかによって到着後の移動が変わる。

ホーチミン側の乗車場所については写真がないため詳細な紹介は省くが、バス会社ごとに異なり、多くはファングーラオ周辺の営業所や、ミエンドン・モイ(Mien Dong Moi)などのバスターミナルから出発する。

チケット予約方法|12Go・現地手配の違い

ホーチミンからニャチャン行きのバスは、事前に予約して利用するのが基本となる。
予約方法は、オンラインで手配する他に、現地の旅行代理店で手配する方法もある。

オンラインの場合は、12Goなどを使うと複数のバス会社をまとめて確認できる。
出発時間や料金、到着場所の違いも一覧で見られる。表示は英語が基本だが、日本語表示にも切り替え可能で、そのまま予約まで進めることができる。

一方で、ホーチミンのファングーラオ周辺では、旅行代理店や宿泊施設でもバスの手配が可能である。オンラインより安い便が見つかることもあるので、滞在時間に余裕があれば直接手配するのも選択肢になる。

この区間では複数のバス会社が運行しており、Lien HungやHanh Cafe、FUTA Bus Lines(Phuong Trang)などが代表的な選択肢となる。

料金には幅があり、250,000ドン前後と格安の便も見られる。
こうした便は現地で手配されるローカル系のバス会社によるもので、ルートや運行方法に違いがある場合がある。
実際に利用した人の話では、Phan Thiet方面に立ち寄るなど乗り降りポイントが多く、想定より時間がかかったとのことであった。料金だけで選ぶと移動時間や快適さに差が出る。

ベトナム 寝台バス 休憩 荷物出し 乗客の様子

荷物はバス横のトランクスペースに預ける形となる。
今回利用したFUTA Bus Linesでは、20kg程度までの荷物が目安で、強い臭いのあるものや液体が漏れるものなどは持ち込み不可とされている。細かなルールはバス会社ごとに異なるが、一般的なスーツケースであれば問題なく預けられる。

車内の様子|寝台バスの設備と乗り心地

ホーチミンからニャチャン行きのバスは主に、横になれる2段ベットのようなシートタイプの車両が使われている。

座席というよりは簡易的なベッドに近い構造で、足を伸ばして休めるつくりになっている。レビューによると身長が190cmような人には窮屈に感じるとあった。平均的な日本人の体系であれば問題ない。

FUTA Bus Lines リムジンシート 寝台バス
横になれるリムジンシート

シートは最初からある程度倒れた状態で、多少リクライニングを動かせるというもの。座るのと比べれば長距離移動でも体への負担は少なく、寝るのには適している。

ベトナム 寝台バス 車内 通路の様子
2段構造の車内通路

通路はやや狭いが、車内は全体的に落ち着いた雰囲気。座席はカーテンで遮られており、移動中は静かに過ごせる。

また、エアコンはしっかり効いており、寝るには冷えすぎると感じる。バス会社によってブランケットを渡されるが、追加で羽織るものを用意しておくとよいだろう。

乗客はベトナム人が中心で、欧米系の旅行者も多く見られた。
アジア系の利用者も一定数いるが、ローカル利用が主体となっていた。

乗車の流れ|土足禁止と乗り方の注意点

このタイプのバスでは、車内は土足禁止となっている。
乗車時に靴を脱ぎ、用意されたビニール袋に入れて持ち込む形になる。

通路や座席は素足、もしくは靴下の状態で利用する。
最初は少し戸惑うが、乗ってしまえば特に問題はない。車内を清潔に保つためのルールである。

ベトナム 寝台バス 土足禁止 サンダル
休憩中の車外用に用意されたサンダル

また、途中の休憩で外に出る際は、車内出口に用意されたサンダルを利用する。
毎回ビニール袋から靴を出し入れするのは手間がかかるため、その代わりとして用意されている。

途中の休憩|停車回数・食堂・トイレ事情

移動中は、日本の長距離バスと同じように途中で数回の休憩が入る。
今回利用した便では合計3回停車し、2回は15分程度、うち1回は昼食を兼ねて30分ほどの停車であった。

休憩場所には簡単な食堂や売店があり、飲み物や軽食は購入できる。
一方で、雰囲気はかなりローカルで、観光客向けの整った施設という感じではない。

ベトナム バス休憩所 売店 飲み物
軽食や飲み物が購入できる売店
ベトナム バス休憩所 食堂 ローカル
長距離バス利用者向けの食堂

トイレは休憩所によって無料のものと有料のものがあり、有料の場合は2,000ドンであった。

ベトナム バス休憩所 トイレ 有料 無料
休憩所のトイレ

なお、停車時間は決まっているため、長く離れるのは避けた方がよい。
実際に置いていかれることはないと思われるが、初めて利用する場合はやや不安に感じる場面でもある。バスから離れる際には、運転手に停車時間を確認しておきたい。

ニャチャン到着後|どこに着く?市内への行き方

ニャチャン 南バスターミナル 建物 外観
ニャチャン南バスターミナル(Ben xe phia Nam Nha Trang)

ニャチャン到着後は、市内中心部ではなく、郊外のニャチャン南バスターミナル(Ben xe phia Nam Nha Trang)での下車となった。バスターミナルは市内から10km以上離れており、バスターミナルの周りには何もない。

ニャチャン バスターミナル FUTA 窓口 待合
窓口と待合が一体になったターミナル内部
ニャチャン南バスターミナル 前の道路 周辺の様子
バスターミナル周辺の道路

今回利用した便では、到着後にそのまま市内方面への車両に案内され、別の車に移って移動する流れとなった。

案内に従えば迷うことはないが、到着してそのまま終わりではなく、ひと手間挟む形になる。シャトルバスでは、市内の便利な場所で降ろしてもらえる。

一方で、バス会社によっては最初から市内に近い場所まで向かう便もある。
ただし長距離バスでは宿泊予定のホテル前まで送迎してもらうことはできないため、最終的な移動は別途手配Grabなどをすることになる。

バス会社によって到着場所やその後の流れは異なるため、この点は予約時に確認しておきたい。

バス移動のメリット・デメリット|他手段との違い

ホーチミンからニャチャンへのバス移動には、飛行機や鉄道と比べコスト面や時間の使い方にメリットがある一方、到着後の動線には注意が必要である。

メリット

・料金が安く、他の移動手段と比べて費用を抑えられる
・夜行便を利用すれば、移動時間を睡眠にあてられる
・便数が多く、出発時間の選択肢がある

デメリット

・ニャチャン到着後に乗り換えが発生する場合がある
・所要時間が長い

まとめ|バス移動がおすすめな人

ホーチミンからニャチャンへのバス移動は、費用を抑えたい場合や、夜行で移動時間を有効に使いたい場合に選択肢となる。空席や料金は12Goで確認できるため、事前に見ておくと判断しやすい。
バックパッカースタイルの移動に慣れている人であれば、無理なく利用できる。

バスターミナルはニャチャン市街から離れているが、到着後はシャトルバスで市内まで移動でき、大きく不便というわけではない。
ただし、鉄道のようにそのまま市内に到着するわけではなく、所要時間も長いため、快適さを重視する場合は他の手段も検討したい。

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