バンコクから夜行寝台列車167号で約11時間。翌朝スラタニ駅(Surat Thani Railway Station)に到着しても、サムイ島(Koh Samui)への旅はまだ続く。
ここからバスでタイ湾沿岸の港へ向かい、フェリーに乗り換える。スラタニ駅前でのチケット購入から島内の移動まで、陸と海を乗り継いだ道のりを追う。
スラタニ駅からサムイ島への行き方と料金
スラタニ駅からサムイ島へはドンサック港(Donsak Pier)までバスで移動し、フェリーで島の西側にあるナトン港(Nathon Pier)へ渡る。
駅前の旅行代理店ではバスとフェリーの共通券を購入できる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出発地 | スラタニ駅 |
| 経由地 | ドンサック港 |
| 到着地 | サムイ島・ナトン港 |
| 交通手段 | バス+Seatran Ferry |
| 運賃 | 480バーツ |
| 所要時間 | 約5時間(駅到着からナトン港まで) |
ナトン港からチャウエン方面へはさらに島内交通への乗り継ぎが必要となる。
2026年10月に乗車した際の移動スケジュールは以下のとおり。
| 時刻 | 移動・行動 |
|---|---|
| 7:26 | スラタニ駅到着 |
| 8:20過ぎ | 駅前からバンで出発 |
| 9:30 | Phantip営業所からバス出発 |
| 10:30 | ドンサック港到着 |
| 11:00 | Seatran Ferry出航 |
| 12:30 | サムイ島ナトン港到着 |
12Goでバス・フェリーの共通券を予約する
スラタニ駅からサムイ島へのバス・フェリー共通券は交通予約サイト12Goで事前予約できる。
12GoではPhantipや12Go Transportなど複数の運行会社から出発時刻や料金を日本語で比較して予約できる。
現地での購入料金は480バーツ。12Goでは490〜540バーツの便を確認できた。料金差は小さく、出発前に乗車便を決めておける。
駅前には複数の旅行代理店がある。12Goで予約した場合は予約確認書に記載された集合場所を確認しておきたい。
12Goでスラタニ駅からサムイ島へのバス・フェリーを検索する
スラタニ駅前でバス・フェリーのチケットを購入
バンコクからの夜行寝台列車がスラタニ駅に到着。駅の出口へ向かうと、サムイ島行きのバスとフェリーを案内する客引きが声をかけてくる。
海外の駅で客引きに声をかけられると警戒するが、彼らは駅前の旅行代理店のスタッフ。列車の乗客がいなくなると店へ引き揚げていった。
旅行代理店が並ぶのは駅を出て左へ約150mの場所。複数の窓口がありSeatran FerryやLomprayahなど、利用するフェリー会社を選べる。

チケットを購入したのはPhantipの看板を掲げる右側の窓口。サムイ島のナトン港までバスとフェリーがセットで480バーツ。隣のWUT TRAVELでも同額で販売していた。


駅前には8時発のバスがあるようだが周辺を取材しているうちに出発してしまった。それでも乗客が集まると順次バンで送り出す方式らしく、しばらくすると次のバンに乗れた。

Phantip営業所からドンサック港へ
スラタニ駅前からバンに乗り、スラタニ市内のPhantip営業所へ。ここでドンサック港行きのバスに乗り換える。

駅前で購入したチケットは簡単な手書きの領収書だったが、営業所ではフェリー乗船時に使用するQRコード付きの正式なチケットを受け取る。

営業所で約40分待った後、ドンサック港行きのバスに乗り込む。車内には予約サイト12Goとの提携を示す案内が掲示されていた。

スラタニ市街地を抜け、タイ湾沿岸のドンサック港へ。約1時間バスに揺られ、フェリーの出発地点にたどり着く。

ドンサック港のターミナルと乗船手続き
ドンサック港ではSeatran Ferry(シートランフェリー)に乗り換える。

フェリーターミナルは想像していたよりもきれいな建物。館内には売店やレストランがあり、欧米人観光客を中心ににぎわっている。
出航30分前から乗船ゲートが開く。Phantip営業所で受け取ったチケットのQRコードを自動改札機にかざし、桟橋へと進む。



改札を抜けると桟橋には大型のフェリーが停泊している。屋根付きの通路を進み、船内へ。バンコクから続いた陸路の移動もここで終わり、いよいよタイ湾を渡る。

Seatran Ferryでタイ湾を渡る
船内に入ると冷房の効いた客室には座席が並び、売店では軽食や飲み物を販売している。屋外デッキにはベンチが並び、タイ湾を見渡せる。


ドンサック港を離れ、フェリーはタイ湾へ。潮風を浴びながら海を眺めていると、夜行列車とバスを乗り継いできた長旅も、すっかり南国の島旅に変わっていく。

約1時間30分の船旅を経てフェリーはサムイ島のナトン港へ入港。バンコクを出発してから16時間、ようやく島に到着した。

ナトン港からチャウエンビーチへ
ナトン港でフェリーを降りると、次は宿泊先のあるチャウエンビーチへ。
スラタニ駅前の旅行代理店ではナトン港からチャウエンまでの送迎を200バーツで案内された。島に着いてから探せばもっと安いだろうと考え、その場では申し込まず。
ところが、ナトン港で見つけたチャウエン行きのソンテウも200バーツ。結局、駅前で提示された料金と変わらずそのまま乗り込んだ。

ナトン港からチャウエンまでは島をぐるりと回り込むような道のり。緑に囲まれた道を走り、やがて店や建物が立ち並ぶにぎやかな街へ。小さなリゾートアイランドを想像していたが、サムイ島は思っていた以上に大きい。
ソンテウは乗客をそれぞれのホテルで降ろしながら進み、約1時間かけて自分の宿泊先に到着した。


