ビエンチャンからルアンパバーンへの移動方法はいくつかある。
現在もっとも利用されているのは高速鉄道のラオス中国鉄道(ラオス鉄道)だが、飛行機や長距離バスでも移動は可能だ。
この記事では、ビエンチャン→ルアンパバーンの行き方を、鉄道・飛行機・バスの3つの移動手段で比較する。
所要時間や料金の目安を整理し、乗り方や駅・空港の情報もまとめている。現在はラオス中国鉄道を利用する旅行者が最も多く、この区間の一般的な移動手段になっている。
ビエンチャン→ルアンパバーンの行き方
ビエンチャンからルアンパバーンへの主な移動手段は、鉄道・飛行機・バスの3つ。
それぞれの所要時間と料金の目安は次の通り。
| 交通手段 | door to door | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 飛行機 | 約2〜2.5時間 | $70〜120 (約1〜1.8万円) | 最速 |
| 鉄道 | 約3.5〜4時間 | $20〜40 (約3,000〜6,000円) | 最も人気 |
| バス | 約8時間 | $20〜30 (約3,000〜4,500円) | 最も遅い |
以前はバスが主流だったが、2021年にラオス中国鉄道が開通してから状況は大きく変わった。
現在は鉄道を利用する旅行者が多い。

ラオス中国鉄道(最もおすすめ)

現在、ビエンチャンからルアンパバーンへの移動で最も利用されているのがラオス中国鉄道だ。
高速列車を利用すれば、列車の所要時間は約2時間。
ただしビエンチャン駅とルアンパバーン駅はどちらも市街地から少し離れている。駅への移動や乗車前のセキュリティチェックを含めると、ドアtoドアでは3.5〜4時間程度を見ておく必要がある。
ラオス国内の長距離移動では、快適な交通手段の一つだ。
料金の目安は以下の通り。
・2等席:約20〜30ドル
・1等席:約40ドル前後
実際に乗ってみると、日本の新幹線ほどではないが車内はきれいで、揺れも少ない。
乗客は中国人旅行者が多く、欧米人バックパッカーも多く見かける。大きなスーツケースを持った旅行者も多く、ラオス国内の主要観光ルートとして完全に定着している。
チケットは駅窓口や公式アプリのほか、列車の時刻や空席は12Goでも確認できる。
駅では空港のようなセキュリティチェックと荷物スキャンがあるため、日本の新幹線のように直前にホームへ入ることはできない。
ラオス中国鉄道の詳しい乗り方は、ラオス中国鉄道ガイドでまとめている。
チケットの予約方法や実際の乗車レビューについては、ラオス中国鉄道の予約方法の記事で詳しく解説している。
また、駅の設備や市内アクセスについては
ビエンチャン駅ガイド、ルアンパバーン駅・バンビエン駅ガイドを参考にしてほしい。
飛行機

ビエンチャンからルアンパバーンへは国内線も運航している。
フライト時間は約45分と短い。
出発はワッタイ国際空港、到着はルアンパバーン国際空港。
現在、この区間の直行便はラオス国営航空(Lao Airlines)が1日1便程度運航している。
調べた限りのスケジュールでは、11:05発 → 11:50着のフライトとなっていた。
どちらの空港も市街地から近いため、ドアtoドアの時間を考慮しても移動時間は鉄道より短くなる。
ただし航空券は鉄道より高く、便数も少ないため日程によっては鉄道の方が旅程を組みやすい。また高速鉄道に乗ってみたい旅行者も多く、鉄道を選ぶケースも多い。
ビエンチャンの空港についてはワッタイ空港ガイドで詳しく解説している。
また、到着地の空港情報はルアンパバーン空港ガイドを参考にしてほしい。
バス
ビエンチャンからルアンパバーンへは、ミニバンや長距離バスでも移動できる。
現在の所要時間は約8時間。
鉄道開通以前はこのルートの主な移動手段だった。
ビエンチャンのホテルエリアでは、このような交通案内が掲示されている。

掲示を見ると、ルアンパバーン行きのミニバンなどの陸路移動は現在も案内されている。
実際に12Goなどの予約サイトを確認しても、ビエンチャン〜ルアンパバーン間にはミニバンの運行があり、所要時間は8時間程度が目安だ。
現在はラオス中国鉄道の利用者が増えているが、鉄道は人気が高く直前だと満席になる。
そのため、鉄道チケットが取れない場合の代替手段としてミニバン移動を利用する旅行者もいる。
どの移動手段を選ぶべき?
結論から言うと、現在の移動手段は次の順でおすすめ。
鉄道 > 飛行機 > バス
理由はシンプルで、鉄道は
・飛行機より運行本数が多く利用しやすい
・移動時間と料金のバランスが良い
・車内が快適、車窓の景色もよい
という特徴がある。
飛行機の方が移動時間は短いが、現在この区間の直行便は1日1便のみ。
一方で鉄道は複数本運行しているため、旅行の日程に合わせて利用しやすい。
そのため実際にラオスを旅行してみると、ビエンチャン・バンビエン・ルアンパバーンの移動は、この鉄道を使う前提で旅程を組む旅行者が多い。
ラオス国内の主要観光ルートでは、この鉄道が中心的な移動手段になっている。
列車の時刻や空席は12Goでも確認できる。
鉄道と飛行機どちらが便利?
単純な移動時間だけを見ると、飛行機の方が速い。
一方、ラオス中国鉄道は1日に複数本運行しているため、日程に合わせて利用できる。
この区間の直行便は現在1日1便程度のため、時間が合わないことも多い。そのため鉄道を利用する人が多い。
つまり、
- 最速:飛行機
- 使いやすさ:鉄道
という関係になっている。

まとめ:ビエンチャン→ルアンパバーンの移動は鉄道が主流
ビエンチャンからルアンパバーンへの移動手段は、鉄道・飛行機・バスの3つ。
・最速:飛行機(約45分)
・最も利用される:鉄道(約2時間)
・代替手段:バス・ミニバン(約8時間)
※上記は乗車時間のみの目安
飛行機の方が移動時間は短いが便数は少なく、実際には鉄道を利用して旅程を組む旅行者が多い。
現在のビエンチャン〜バンビエン〜ルアンパバーンの移動は、このラオス中国鉄道が中心になっている。


