【フィリピンで風邪をひいた!】現地で買えるおすすめ風邪薬と注意点まとめ

フィリピンのWatsons薬局外観。現地で買える風邪薬を紹介暮らし・現地生活
この記事は約4分で読めます。

フィリピン滞在中に、久しぶりに本格的な風邪をひいた。
喉が痛く、咳も出てきた原因は明らかで、エアコンを強モードにしたまま夜を明かしたこと。しかも風が顔に直撃していた。暑い国ではよくある「エアコン風邪」だろう。

筆者はこれまでタイ・ベトナムなど東南アジア各国で暮らしてきたが、フィリピンでも同じような体調トラブルに遭遇することがある。今回は実際に現地で薬を購入・使用した体験をもとに、風邪をひいた時の対処法とおすすめ薬を紹介する。

フィリピンでは多くの薬が処方箋なしで購入可能
街中のローカルストアやショッピングモールでも手軽に買えるが、観光客や滞在者におすすめなのはWatsons(ワトソンズ)。

Watsons公式サイト(店舗検索)

香港発のドラッグストアで、東南アジア各国に展開。品ぞろえが安定しており、価格表示や英語表記がしっかりしているためセブンイレブンのような安心感がある。マニラやセブなどの都市部では、各地で普通に見つかる。

フィリピン・アンヘレス市内のWatsonsドラッグストア外観写真
フィリピン各地で見かけるドラッグストア「Watsons」。観光客も利用しやすい安心のチェーン。

風邪で喉が痛く、夜に寝つけないときに選んだのがこの薬。
「眠気の出るタイプが欲しい」と伝えたところ、Watsonsの店員が勧めてくれたのが「Tuseran Forte」だ。

  • 購入価格:2錠で22ペソ(約55円)
  • ばら売り対応(1錠でも購入可)

夜寝る前に飲むとしっかり休めるタイプで、就寝時の服用にちょうどよい。

フィリピンで購入したTuseran Forteの実物カプセルパッケージ(Unilab製の風邪薬)
フィリピンで定番の総合感冒薬「Tuseran Forte」。

Tuseran Forte(ユニラブ公式サイト)

フィリピンでは薬を1錠単位で買えるのが一般的。
日本と比べて薬の成分が強い場合もあり、服用前にはネットで情報を確認しておくのが安全。今回使用したTuseran Forteは副作用も少なく、個人的には「ちょうどよい眠気」でよく眠れた。

風邪の症状が軽いときや、喉の痛みだけが残るときには以下の市販薬もおすすめだ。
いずれもフィリピンで手軽に買える定番商品で、旅行者にもなじみやすい。

タイレノール(Tylenol)

Tylenol公式サイト

タイレノールのパッケージと錠剤。アセトアミノフェン配合で眠くなりにくい解熱鎮痛薬
解熱・鎮痛に使えるタイレノール。

画像は日本のものだが、やはり海外ではばら売り可能。頭痛・発熱をやわらげる代表的な解熱鎮痛薬。
眠くならないタイプなので、日中の作業時にも使いやすい。1錠あたり10ペソ前後と手頃。
日本でコロナワクチン接種後に配布されていた「カロナール」と同じ有効成分(アセトアミノフェン)なので、馴染みやすい人も多いはず。

ストレプシル(Strepsils)

Strepsils公式(フィリピン)

フィリピンで販売されているStrepsilsハニー&レモン味のパッケージ
喉の痛みに効果的なStrepsils。

喉の痛みや咳に効果的な定番のど飴。
筆者が喉をやられたときにも地元の友人が勧めてくれた。

  • 8粒入りで約75ペソ
  • ハニー&レモン/オレンジ/クール/エキストラストロングなど種類多数

特にハニー&レモン味がマイルドで舐めやすい。
東南アジアではコンビニや空港売店にも置いてある定番アイテムだ。

海外の薬は日本より成分が強いことが多い。
眠気が出る薬も多いため、運転前の服用は避けよう。
成分表を確認し、同系統の薬を重複して飲まないようにするのも大切だ。

それでも症状が長引いたり、高熱や強い咳が続く場合は、早めに医療機関を受診するのが安心。
ホテルや現地の友人に相談すれば、外国人でも受診しやすいクリニックを紹介してもらえることが多い。
無理をせず、しっかり休むことが回復への近道だ。

フィリピンでは薬が手軽に手に入るが、それも「強めの薬」が多い。
症状が軽いうちにWatsonsなどで買っておくと安心だ。
旅行者は日本から常備薬を持参しつつ、現地薬の特徴を理解しておくのがベスト。

暑い国では「冷えすぎたエアコン風邪」は誰にでも起こり得る。
体調を崩したら無理せず休み、信頼できる薬局を利用しよう。

体調を崩したときだけでなく、街歩き中の安全にも気をつけたい。
マニラの治安と安全対策を現地で検証した記事はこちら

🩺 参考リンク

タイトルとURLをコピーしました