
※本記事は、2025年12月に実際にタンソンニャット空港を利用し、ターミナル間シャトルバスに乗車して確認した内容をもとに構成しています。
ホーチミンの玄関口であるタンソンニャット国際空港は、
国内線ターミナル1(T1)、国際線ターミナル2(T2)、そして2025年に新設された国内線ターミナル3(T3)の3つに分かれている。
T1とT2は隣接しており徒歩移動も可能だが、T3は離れた位置にあり、ターミナル間の移動方法を事前に把握しておかないと迷いやすい。
「T3からT2まではどう移動するのか」「無料シャトルバスは本当に使えるのか」といった疑問を持つ人も多いはずである。
本記事では、VinBusが運行する無料シャトルバスを実際に利用した体験をもとに、
乗り場の位置、所要時間の実感、混雑しやすい時間帯など、判断に迷いやすいポイントに絞って整理する。
タンソンニャット空港のターミナル構成や、T1・T2・T3それぞれの役割については、タンソンニャット空港の全体構成や各ターミナルの位置関係をまとめた記事で整理している。
T3からT1・T2への移動方法(国内線→国際線など)
T3からT1・T2方面へ向かう場合、T3の1階(地上階)・柱番号19A付近がシャトルバスの乗車位置となる。

フロアの中央付近で、Katinat(カフェ)のちょうど前に位置しており、案内表示も出ている。

このシャトルバスは、
- T3(柱19A付近)出発
- T2 到着フロアで降車
という動線で運行されている。
T1へは直接向かわず、T2で下車後に徒歩移動(約300m)となる点は注意が必要である。

公式案内ではバスの所要時間は約25分とされている。
T2からT3への移動方法(国際線→国内線)

T2からT3へ向かう場合は、T2の到着階からスタートとなる。
到着ロビーを出て横断歩道を渡り、柱番号15付近がシャトルバス乗り場。
Highlands Coffeeのほぼ向かい側に位置しており、こちらも柱に案内表示が設置されている。
市内へ向かう152番バス乗り場のすぐ前に位置している。


この便は、
- T2 到着階
- T1 到着階を経由
- T3 1階(柱19A付近)
という順で運行される。公式案内の所要時間は約25分である。
T3到着後、国内線の搭乗手続きへ向かう場合は、到着位置のすぐ近くにあるエスカレーターで2フロア上の出発階へ上がるのが最短ルートとなる。
実際に乗ってみた感想(T3 → T2)
今回、午後5時過ぎ、帰宅ラッシュの時間帯にT3からT2まで実際に乗車してみた。
シャトルバスには大きく「Free Shuttle Bus」と表示されており、停留所周辺の柱にも案内があるため、場所は分かりやすい。

バスはほぼ時間通りに巡回しており、待ち時間も短かった。
この時間帯は利用者が多く、全員乗車できたものの、車内はほぼ満員であった。タイミング次第では、満員で次便を待つ可能性もあると感じた。


ただし、乗れなかった場合でも、すぐ近くにCon Ca PheやKatinatといったカフェがあり、待ち時間の調整はしやすい。
国際線の乗り継ぎなどで時間に余裕がない場合は、配車アプリやタクシー乗り場を使う判断が現実的である。
なお、スーツケースは問題なく車内に持ち込めるため、荷物面での不安は感じなかった。
所要時間と混雑の実感
シャトルバスはターミナル専用路線ではなく、一般道を通って移動する。


今回は夕方のラッシュ時間帯で、道路はかなり混雑していた。

そのため、公式案内の25分以上かかるかと思っていたが、実際には約18分でT2に到着した。
体感としては、早朝や日中の空いている時間帯であれば、15分前後で到着すると感じた。
公式の「25分」という表記は、かなり余裕を持った設定の印象だ。
無料シャトルバスの運行時間・間隔(公式情報まとめ)
VinBusの公式情報によると(2025年12月時点)、タンソンニャット空港のターミナル間無料シャトルバス(Route TIA)は以下の条件で運行されている。
- 運行時間:4:30 ~ 翌0:35
- 運行間隔:約20分ごと
- 所要時間(公式):約25分
- 運行距離:約5km
運行ルートは一方向循環となっており、
- T2 → T1 → T3
- T3 → T2
という動線で運行される。
T1とT2は徒歩圏内のため、実質的にはT3を起点・終点としたターミナル連絡バスとして利用される。
まとめ:どう判断するか
- 時間に余裕がある → 無料シャトルバス
- 夕方は混むが、所要時間は意外と安定
- 満員時は次便待ち or カフェ待機が現実的
- 急ぎ・国際線乗り継ぎでシビアならGrabやタクシーで移動
国際線(T2)へ乗り継ぐ場合、到着後にどこで待つか・食事を取るか・電源を確保できるかで快適さは大きく変わる。T2の設備や過ごし方については、タンソンニャット空港T2の過ごし方ガイドで現地ベースで整理している。
なお、ターミナル間移動とは別に、市内へ向かう場合の移動手段については、空港バス(109番・152番)と他の移動手段の違いを別記事で詳しく整理している。
T3が開業したことで、タンソンニャット空港のターミナル移動は以前より複雑になったが、
この無料シャトルバスの動線を把握しておけば、無駄な出費や迷いはかなり減らせる。
初めて利用する日本人旅行者にとっても、十分に使いやすい移動手段である。



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