新千歳空港国内線ターミナルは、北海道旅行の出発点・到着点になる空港施設である。札幌市内への移動だけでなく、レンタカーを使った道内周遊の起点にもなる。
館内には北海道土産店やレストラン、展望デッキ、新千歳空港温泉などもあり、飛行機に乗る前後の時間も過ごせる。
本記事では、新千歳空港国内線ターミナルのフロア構成、交通機関、ショップ・レストラン、営業時間を紹介する。
新千歳空港国内線ターミナルの特徴
新千歳空港は国際空港でありながら、利用者数や発着便数は国内線が圧倒的に多い。国内線ターミナルが国際線ターミナルを大きく上回る規模で整備されている点は、北海道の旅行需要の大きさを物語っている。
国内線ターミナルには、到着後の移動に使う交通機関と、出発前に利用できる商業施設が集まっている。空港でありながら、北海道旅行の最後に食事や買い物を済ませる場所としても使える。
フロアマップ|新千歳空港国内線ターミナル
新千歳空港の国内線ターミナルは、地下1階から4階までの5フロアで構成されている。JR新千歳空港駅や到着ロビー、出発ロビー、レストラン、展望デッキなどが1つの建物に集まっている。
| フロア | 主な施設 |
|---|---|
| 4階 | 展望デッキ、新千歳空港温泉、映画館 |
| 3階 | レストラン、国際線ターミナル連絡通路 |
| 2階 | 国内線出発ロビー、チェックインカウンター、ショップ、国際線ターミナル連絡通路 |
| 1階 | 国内線到着ロビー、バス・タクシー |
| 地下1階 | JR新千歳空港駅 |
国際線ターミナルへは、国内線ターミナル2階・3階から連絡通路で移動できる。

詳細なフロアマップや最新の施設情報は新千歳空港公式サイトで確認できる。
アクセス|JR・バス・レンタカー・国際線連絡
新千歳空港国内線ターミナルでは、JR、空港連絡バス、レンタカーを利用できる。札幌市内へ向かう場合はJRか空港連絡バス、道内を周遊する場合はレンタカーが主な選択肢になる。
JR新千歳空港駅

JR新千歳空港駅は国内線ターミナル地下1階に直結している。札幌駅方面へ向かう快速エアポートが発着しており、空港から札幌市内へ移動する主要な交通手段だ。


快速エアポートは日中時間帯でも本数が多く、札幌駅までおおむね40分で移動できるため、観光やビジネス利用の双方で利便性が高い。国内線ターミナルからエスカレーターで地下へ、徒歩でアクセスできる。
空港連絡バス

空港連絡バスは、国内線ターミナル1階から発着する。札幌駅方面だけでなく、すすきの、大通、中島公園、円山方面などへ向かう路線もあり、札幌市内の目的地に合わせて行き先を選べる。

札幌駅へ向かう場合は、所要時間や運賃の面でJRが有利。ホテルがすすきのや中島公園周辺にある場合は、空港連絡バスを使うと乗り換えなしで近くまで移動できる。料金や所要時間は行き先によって変わるため、利用前にバス会社のサイトで確認したい。
レンタカー
北海道を広く回る場合、新千歳空港でレンタカーを借りる旅行者は多い。国内線ターミナル1階にはレンタカー受付があり、到着後は案内表示に従ってカウンターへ向かう。
注意したいのは、車を空港ターミナル前で直接受け取るわけではない点。国内線ターミナル1階の30番乗り場がレンタカー各社の送迎車ピックアップポイントになっており、そこから各社の営業所へ移動して貸出手続きを行う。

飛行機到着から出発までには、受付、送迎車待ち、営業所での手続きが入る。特に繁忙期は時間を取られるため、到着後すぐに長距離ドライブを予定している場合は初日の予定を詰め込みすぎない方がいい。
国際線ターミナルへの移動
国内線から国際線へ乗り継ぐ場合は、館内の国際線案内表示に従って進む。連絡通路はターミナル内にあるため、外へ出ずに移動できる。
新千歳空港国内線ターミナルのショップ・レストラン

新千歳空港国内線ターミナルには、多数の土産店や飲食店が入っている。館内を歩くと空港というよりショッピングモールのような規模で、出発前後の短い時間だけでは見て回りきれない。
空港としての規模は成田空港などに及ばないが、ショップや飲食店、温泉、展望デッキなどの施設が集まっており、滞在そのものを楽しめる点は新千歳空港の大きな特徴である。
北海道土産がそろうお土産ショップ

国内線ターミナル2階には北海道土産を扱う店が数多く並んでおり、菓子、食品、海産物、雑貨などを購入できる。定番土産をまとめて買える売店のほか、菓子メーカーの直営店やキャラクターショップもあり、空港内だけでかなりの買い物が完結する。


特に2階は出発ロビーと同じフロアに土産店が集まっているため、搭乗前の買い物に使える。店舗数が多いので、定番土産を買うだけでもある程度の時間を見ておきたい。ポケモンストアのようなキャラクターショップもあり、子ども連れの旅行者も立ち寄れる。
レストラン・フードコート
レストランは主に3階に集まっている。ラーメン、海鮮、ジンギスカンなど北海道らしい飲食店も多く、出発前の食事場所になる。


旅行最終日に札幌市内で食事時間を取れない場合でも、新千歳空港でラーメンや海鮮などを食べてから出発できる。
展望デッキ・温泉
新千歳空港には展望デッキや温泉、映画館もあり、飛行機の利用以外でも立ち寄れる施設がそろっている。
展望デッキ

展望デッキは4階にあり、滑走路や駐機中の航空機を眺められる。昼と夜で雰囲気が大きく変わり、時間帯によって異なる景色を楽しめる。


営業時間は8:00〜20:00。屋外施設のため、気温や日差し、雨の影響を受ける点には注意したい。
天候が悪い日や屋外に出たくない場合は、すぐ下の3階からでも飛行機を見ることができる。特に駐機中の機体は3階の方が近く、展望デッキとは違った視点で楽しめる。

新千歳空港温泉
新千歳空港温泉は国内線ターミナル4階にある温浴施設で、入浴だけでなく休憩スペースも利用できる。空港は深夜に閉館するため、空港内で夜を越したい場合は利用を検討したい。
ホテルのような個室宿泊ではないが、館内で夜通し仮眠できる施設として使える。早朝便を利用する場合や、深夜に新千歳空港へ到着した場合は、通常の待合スペースではなく新千歳空港温泉の利用も検討したい。
このほか、同じ4階には映画館もある。
営業時間・コインロッカー・充電スポット
新千歳空港国内線ターミナルを利用する際は、営業時間と館内設備も確認しておきたい。深夜帯は閉館となるため、営業時間やコインロッカー、充電設備の場所もあわせて確認しておきたい。
営業時間
国内線ターミナルの営業時間は5:00〜23:30。24時間利用できる空港ではなく、深夜帯は閉館となる。
早朝便や深夜到着便を利用する場合は注意したい。新千歳空港での夜間滞在については、空港泊の体験をまとめた記事で詳しく紹介している。
コインロッカー・手荷物預かり
国内線ターミナル内にはコインロッカーが設置されている。JRで札幌方面へ向かう前や、空港内のショップ・レストランを利用する前に荷物を預けられる。

館内各所に設置されており、今回確認した場所では400円~900円の料金設定だった。
国内線ターミナル1階には手荷物一時預かり所も設置されている。コインロッカーに入らない荷物がある場合はこちらも利用したい。
充電スポット・Wi-Fi
国内線ターミナルでは無料Wi-Fiを利用できる。館内にはコンセントやUSBポートを備えた充電スペースが設置されている。

喫煙所
館内には喫煙所が複数設置されている。実際に歩いてみたところ、館内各所に設置されており、喫煙所を探して歩き回ることはなかった。

特に海外では屋外の限られた場所にしか喫煙所がない空港もあるが、新千歳空港では館内にも喫煙スペースが確保されている。
新千歳空港国内線ターミナルのFAQ
新千歳空港は24時間営業ですか?
国内線ターミナルの営業時間は5:00〜23:30です。24時間営業ではなく、深夜帯は閉館となります。
新千歳空港から札幌市内へはどう行けますか?
JR新千歳空港駅から快速エアポートを利用できます。札幌駅まではおおむね40分前後です。
新千歳空港でレンタカーは借りられますか?
借りられます。国内線ターミナル1階にレンタカー受付があり、30番乗り場から各レンタカー会社の営業所へ送迎車で移動します。
新千歳空港にコインロッカーはありますか?
あります。館内各所に設置されており、サイズによって料金が異なります。手荷物預かりサービスも利用できます。
新千歳空港から国際線ターミナルへ移動できますか?
移動できます。国内線ターミナル2階・3階の連絡通路を利用して徒歩で移動できます。
新千歳空港に温泉はありますか?
国内線ターミナル4階に新千歳空港温泉があります。入浴だけでなく休憩スペースも利用できます。


