中部国際空港(セントレア)には第1ターミナルと第2ターミナルがある。国内線はすべて第1ターミナルを使用し、国際線も大半が第1ターミナルを発着する。第2ターミナルを使用するのは一部の国際線のみだ。
第1ターミナルは3階が国内線・国際線の出発ロビー、2階が到着ロビーになっている。中部国際空港駅とはアクセスプラザを挟んで直結しており、駅からの移動距離は短い。
セントレアを実際に歩き、第1ターミナルのフロア構成、駅からの動線、出発・到着ロビー、飲食店、ATM、手荷物預かり、コインロッカーの場所を現地写真付きで紹介する。
セントレアのターミナル配置と全体マップ
搭乗客が主に利用するエリアは第1ターミナル、第2ターミナル、アクセスプラザの3つに分かれている。
| エリア | 主な役割 |
|---|---|
| 第1ターミナル | 国内線全便と大半の国際線が発着 |
| 第2ターミナル | 一部の国際線が発着 |
| アクセスプラザ | 駅と各ターミナル、交通機関を結ぶ分岐点 |
2026年8月現在、第2ターミナルを使用するのは春秋航空、セブ・パシフィック航空、タイガーエア台湾、チェジュ航空、香港エクスプレスの国際線5社。
第2ターミナルへは中部国際空港駅から徒歩約10分かかる。詳しい移動経路はセントレア第2ターミナルへの行き方で紹介している。
中部国際空港駅から第1ターミナルへの行き方

名鉄の中部国際空港駅を出ると、各ターミナルと交通機関への分岐点となるアクセスプラザに到着する。第1ターミナルは改札を出て右側、第2ターミナルは左側だ。

第1ターミナルへは上りスロープを進む。スロープには動く歩道があり、そのまま進むと3階出発ロビーの国内線と国際線の中間付近に到着する。動く歩道を抜けると左に国際線、右に国内線の大きな表示が見え、ここで動線が分かれる。

第2ターミナルと高速船乗り場は第1ターミナルと反対方向、バス・タクシー乗り場はアクセスプラザの下にある。
第1ターミナルのフロアマップ
第1ターミナルの主要フロアは次の通り。
| 階 | 主な施設・役割 |
|---|---|
| 4階 | スカイタウン、飲食店、土産店、スカイデッキ |
| 3階 | 国内線・国際線出発ロビー、チェックインカウンター、保安検査場 |
| 2階 | 国内線・国際線到着ロビー |
| 1階 | ウェルカムガーデン、ローソン、カプセルホテル |

3階|国内線・国際線出発ロビー
第1ターミナル3階は国内線と国際線の出発フロアである。アクセスプラザからの連絡通路はロビーのほぼ中央につながっており、ここから左右のチェックインカウンターへ進む。
国際線チェックインカウンター
国際線のチェックインカウンターA〜Jは、3階出発ロビーの左側に並んでいる。利用するカウンターは航空会社や便によって異なるので出発案内板で確認しよう。

国内線チェックインカウンター
国内線のチェックインカウンターK〜Pは、3階出発ロビーの右側に並んでいる。ANA、JAL、スカイマーク、Peach、ジェットスター・ジャパンなど、セントレアを発着する国内線はすべて第1ターミナルを使用する。
航空会社ごとのカウンターに加え、自動チェックイン機や手荷物預け設備も設置されている。

国内線・国際線ともに保安検査通過後にも飲食店があるが選択肢は限られる。名古屋めしを含め店を選んで食事をしたい場合は保安検査前に4階のスカイタウンを利用するとよい(保安検査後の店舗一覧|公式)。
2階|国内線・国際線到着ロビー
第1ターミナル2階は国内線と国際線の到着フロアになっている。アクセスプラザ側から第1ターミナルを見ると左側に国際線到着口、右側に国内線到着口がある。
2つの到着口の中間から上りスロープが延び、アクセスプラザに直結している。国内線・国際線のどちらで到着しても、中央へ進めば中部国際空港駅やバス・タクシー乗り場方面へつながっている。
出迎え客向けの待ち合わせ場所として、国際線到着口付近に南ミーティングポイント、国内線到着口付近に北ミーティングポイントがある。いずれも頭上にわかりやすい表示があり、周囲にはベンチが並んでいる。


1階|ローソン・カプセルホテル
第1ターミナル1階のウェルカムガーデンにはローソンとカプセルホテル「TUBE Sq」がある。フロアは24時間開放されており、深夜や早朝にも入れる。
空港泊に使える場所や深夜営業の店舗はセントレアで空港泊できる場所で詳しく紹介している。
4階|スカイタウン・スカイデッキ
第1ターミナル4階にはレストランやショップが集まるスカイタウンがある。3階出発ロビー中央のエスカレーターから上がれる。

スカイタウンは、洋風の「レンガ通り」と和風の「ちょうちん横丁」に分かれている。飲食店や土産物店はいずれも保安検査前にあり、搭乗者以外も利用できる。物産展が開かれることもある。
ちょうちん横丁では通路の両側に店が並び、一般的な空港のフードコートと比べて飲食店街を歩くような雰囲気がある。

名古屋めし・愛知発祥の店
ここには名古屋発祥のコメダ珈琲店と、手羽先で知られる世界の山ちゃんが入っている。この他、きしめんや味噌カツなどを扱う店もあり、出発前に名古屋めしを食べられる。

SOLA SPA 風の湯
同じく4階には飛行機を眺めながら入浴できる展望風呂「SOLA SPA 風の湯」もある。営業時間は8:00〜22:00、最終受付は21:00。

新千歳空港の新千歳空港温泉とは異なり、施設内で朝まで宿泊することはできない。セントレアで夜を過ごす場合は空港内のカプセルホテルや24時間開放されているエリアを利用する。
スカイデッキ|営業時間と見どころ
スカイタウンの奥には滑走路や駐機中の飛行機を見渡せるスカイデッキがあり、7:00〜21:30まで開場している。

歩いてみると他の空港の展望デッキと比べてもかなり広く感じる。全長約300mあり、季節ごとにイベントが開催されることもある。夏には盆踊りなどが行われる。
セントレアのATM・手荷物預かり・コインロッカー
第1ターミナルとアクセスプラザにはATM、有人の手荷物一時預かり所、コインロッカーが複数設置されている。利用できる時間は場所によって異なる。
ATM
第1ターミナルでは1階から3階まで各階にATMがあり、アクセスプラザにも複数の金融機関がそろっている。
| 場所 | ATM | 利用時間 |
|---|---|---|
| 第1ターミナル3階出発ロビー | 三菱UFJ銀行 | 7:00〜24:00 |
| 第1ターミナル2階到着ロビー | イオン銀行、セブン銀行 | 24時間 |
| 第1ターミナル1階ローソン店内 | ローソン銀行 | 24時間 |
| アクセスプラザ | 三菱UFJ銀行 | 6:00〜24:00 |
| アクセスプラザ | 三井住友銀行 | 24時間 |
| アクセスプラザ | しんきんバンク | 8:00〜21:00 |
| アクセスプラザ・ファミリーマート店内 | イーネットATM | 7:00〜23:00 |

国際線を利用する場合は、必要な現金を保安検査前に用意しておくと確実だ。休止時間を含む最新情報はセントレア公式のATM一覧で確認できる。
手荷物一時預かり
有人の手荷物一時預かり所は第1ターミナル2階到着ロビーと3階出発ロビーにある。営業時間は2階が7:00〜22:00、3階が6:30〜21:30で、複数日にわたって預けることができる。
料金はスーツケースなどの手荷物が1個550円/日、サーフボードなどの大型荷物が880円/日。

アクセスプラザではグローバルWiFiの店舗でも手荷物を預かっている。料金は小型800円/日、大型1,000円/日で、第1ターミナル内の預かり所とは料金が異なる。
料金や営業時間の最新情報は、セントレア公式の手荷物一時預かり案内で確認できる。
コインロッカー
コインロッカーはアクセスプラザと第1ターミナル2階・3階・4階に設置されている。
| 場所 | 利用時間 |
|---|---|
| アクセスプラザ | 24時間 |
| 第1ターミナル2階 | 24時間 |
| 第1ターミナル3階 | 4:40〜23:30 |
| 第1ターミナル4階 | 6:00〜22:30 |

通常料金は小型500円、中型800円、大型1,000円/日。第1ターミナル3階中央には一般的な大型ロッカーより高さのある1,500円サイズも設置されている。
料金やサイズの最新情報は、セントレア公式のコインロッカー案内で確認できる。
営業時間内にスーツケースを預ける場合は、大型ロッカーの1,000円に対して有人預かり所は1個550円/日と安い。深夜や早朝に出し入れする場合は、24時間利用できるアクセスプラザまたは第1ターミナル2階のコインロッカーを選ぶとよい。


