ノイバイ空港からキンマー(Kim Ma)・リンラン(Linh Lang)・ダオタン(Dao Tan)など日本人街方面へ向かうなら、まず候補に入るのが90番バス。
旧市街方面ほど情報は多くないが、ハノイ西側へ安く移動したい人には使いやすい路線だ。
90番バスは、ノイバイ空港の国際線ターミナル(T2)と国内線ターミナル(T1)の両方に停車し、日本人街寄りのエリアへそのまま向かえる。
リンランやダオタン周辺に宿を取っている場合も、キンマー側から入る形になる。
ノイバイ空港での90番バスの乗り場、車内の様子、主な停車地、そして日本人街へ向かう場合の降車ポイントを、写真とマップを使いながら確認していく。
概要|運賃・時間・乗り場
ノイバイ空港からキンマー・リンラン方面へ向かう90番バスは、運賃が安く、T2・T1の両方に停車する。まずは料金、運行時間、乗り場、所要時間を見ていく。
| 基本情報 | 目安 |
|---|---|
| 運賃 | 15,000₫ |
| 運行時間 | おおよそ06:40〜22:30頃 |
| 運行間隔 | おおよそ20〜30分ごと |
| 所要時間 | 50〜80分 |
| 乗り場 | T2は柱18側の停留所 |
| 主な停車地 | T1(始発)、Nhat Tan橋、Cau Giay駅前、 Kim Ma、Hao Nam |
90番バスは空港とハノイ西側を結ぶ路線で、日本人街寄りのエリアへ向かうときに使いやすい。
行き先が合っていれば、安く移動できるのがよい。
ノイバイ空港T2での90番バス乗り場
90番バスは、ノイバイ空港T2の到着フロア外にある停留所から乗車できる。位置としては、到着ロビーを出て横断歩道を渡り、柱18側へ進んだあたり。

空港前のバス乗り場はタクシーレーンの奥にあるため、初見だと少し分かりにくい。
停留所の表示と車体前面の行き先表示を見ながら確認したい。
90番バスは国内線ターミナルのT1を出たあと、T2に立ち寄ってから市内へ向かう。
そのため、T2で乗る時点ですでに座席が埋まっていることもある。市内に入ると途中乗車も多く、車内の人の入れ替わりは多い。
車内と荷物の置き方
90番バスの車内は、空港路線らしく前方から中央にかけて広めのスペースがあり、スーツケースも持ち込める。大きな荷物がある場合は、このあたりに置く形になる。

座席配置や車内のつくりは特別変わったものではなく、ハノイの一般的な路線バスと変わらない。
空港利用を前提にしているぶん、荷物持ちの乗客が多い。
運賃は乗車後に車内で支払う形で、係員が回ってきて集金する。
乗車券もその場で渡されるため、降りるまで手元に持っておけばよい。
主な停車地とルート

90番バスは、ノイバイ空港からT1、ニャッタン橋、カウザイ駅前(Cau Giay)、キンマー、キンマーバスステーションなどを経由し、終点のハオナム(Hao Nam)へ向かう。


ハオナムのすぐ横にはカットリン駅があり、カウザイ駅前ではハノイメトロ3号線にも接続できる。
空港を出てニャッタン橋を渡ると、市内では停車地が多くなる。
日本人街方面へ向かう場合は、この先の停留所位置を先に見ておきたい。
また、90番は往路と復路で市内側のルートが一部異なる。
帰りはダオタン通りを経由する。

日本人街へ行くなら593-595 Kim Ma
日本人街方面へ向かう場合、まず目安になるのが593-595 Kim Maの停留所である。
キンマー通り沿いなら降車後すぐだが、リンランとダオタンは少し離れている。

とくにリンランとダオタンは一本隣の通りにあり、ハノイメトロ工事の影響で歩道が整っていない区間もある。スーツケース移動は楽ではない。
位置関係はマイマップで見ておくと分かりやすい。
ホテルやアパートが593-595 Kim Ma付近からどれくらい離れているかを、乗る前に一度確認しておきたい。
Googleマップで宿の場所を見るときも、まずは593-595 Kim Maとの位置関係を見ておくと動きやすい。
なお、滞在先がドイカン(Doi Can)やファムケビン(Pham Ke Binh)が近いなら手前の298 Duong Buoi Duoiで降りるとより近くなる。
路線の公式情報も確認したい場合は、ハノイ市のバス案内ページもあわせて見ておきたい。
90番と86番はどう違うか
86番は旧市街、ハノイ駅、オペラハウス方面へ向かうため、観光客にはこちらの方が使いやすい。
実際の車内でも、86番は欧米人を含む外国人旅行者の姿が多く、空港バスらしい雰囲気がある。
一方、90番は日本人街方面に向かうだけでなく、カウザイ駅前、キンマーバスステーション、終点のハオナムにもつながっている。
そのため、乗客も日本人街に向かう人だけではなく、途中から学生や地元利用の客が乗ってくる。
86番は旧市街方面へ向かう乗客がほとんどのため、乗客の乗り降りもまとまっている。
それに対して90番は市内に入ってからの乗り降りが多く、空港バスというより普段使いの路線バスに近い空気がある。
観光の定番エリアへ向かうなら86番、日本人街周辺に泊まるなら90番である。
旧市街方面へ向かう場合の使い方は、86番バスの記事で詳しくまとめている。
まとめ|90番は宿の場所が合えば強い
90番バスは、ノイバイ空港から日本人街方面へ安く入りたいときの候補になる。
とくにキンマー通り沿いや、その周辺に宿を取っているなら使いやすい。
一方で、リンランやダオタンは最後に少し歩くことになり、荷物が大きいと楽ではない。
空港から安く入りたいなら90番、降車後の移動を減らしたいならGrabやタクシーを使おう。

ノイバイ空港T2から市内への移動手段をまとめて見たい場合は、T2アクセス記事も参考になる。


