パタヤで取得したタイの2年バイク免許の有効期限が近づき、期限の約1カ月前に更新手続きを始めた。しかし、バンラムン支局で案内された最短の予約日は約2カ月先。免許の有効期限に間に合わなかった。
係員から代替先としてチョンブリかラヨーンを案内され、オンラインで空きのあったラヨーンを予約した。
当日はパタヤからバスでラヨーンへ移動。書類確認、適性検査、写真撮影を経て、その日のうちに新しい免許が発行された。ところが、更新後も5年ではなく有効期間2年のTemporary Licence。
ラヨーンでも外国人が自力で更新できる。ただし外国人向けの案内は少なく、書類確認も厳しい。パタヤで同じ状況になった人の参考になるよう、予約から免許を受け取るまでの流れを残しておく。
今回の免許更新結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 更新した免許 | タイのバイク免許 |
| 更新前 | 2年間のTemporary Licence |
| 手続き場所 | ラヨーン県陸運局 |
| 更新後 | 再び2年間のTemporary Licence |
| 実技・学科試験 | なし |
| オンライン講習 | 事前受講 |
| 当日の検査 | 周辺視野、深視力、ブレーキ反応 |
| 免許発行料 | 105バーツ |
今回は既存免許の更新のためバイクの運転試験や学科試験は受けていない。新規取得の流れは以下の記事でまとめている。
→ タイ・パタヤで外国人がバイク免許を新規取得する全手順まとめ
パタヤのバンラムン支局では更新予約を取れなかった

パタヤ在住者が免許を更新する場合、第一候補はチョンブリ県陸運局のバンラムン支局(Bang Lamung)である。私も新規取得時の免許交付で利用した場所だ。
バンラムン支局はオンライン予約に対応していない。今回も現地で確認したが、確認時は最短の予約日で2カ月先。免許の有効期限に間に合わなかった。

係員から代替先としてチョンブリかラヨーンを案内され、オンラインで空きのあったラヨーンを予約した。もちろんバンラムンで間に合う日程を確保できるならわざわざラヨーンまで行く必要はない。
ラヨーン陸運局をオンライン予約する方法
予約はDLT Smart Queueの外国人向けページから行った。陸運局はRayong Provincial Land Transport Office、手続きはRENEW THAI DRIVING LICENCEを選択する。外国人向けページは英語で利用できる。

予約完了後にQRコードが発行される。当日は受付で提示できるよう画面を保存しておこう。
ラヨーンには予約なしで受け付けるWalk-in枠もあるが、当日午前には受付上限に達していた。パタヤから予約なしで向かうのは、さすがにおすすめしにくい。
ラヨーンに限らず、空きがあればオンライン予約に対応するほかの陸運局も選べる。
免許更新のオンライン講習は事前に受けておく
オンライン講習はDLT e-Learningで事前に受講した。
今回は学科試験がなく、書類確認時に講習の完了画面をスマートフォンで提示した。口頭で受講済みと伝えるだけではダメなので、スクリーンショットを保存しておく。
バイク免許更新の必要書類
今回持参した書類は以下のとおり。
- 現在のタイのバイク免許(原本)
- パスポート(原本)
- パスポートの顔写真ページ(コピー)
- ビザまたは入国スタンプのページ(コピー)
- 居住証明書(原本)
- 健康診断書(原本)
- オンライン講習の完了画面
- 予約QRコード
- 旧パスポート原本、顔写真ページのコピー(旧免許取得時からパスポートの更新があったため)
居住証明書と健康診断書の取得方法は新規取得時と変わらない。詳しい取り方は申込編で紹介している。
ラヨーン陸運局での更新手続き


ラヨーン陸運局に到着後、予約QRコードを提示してオンライン予約者用の番号札を受け取った。電光掲示板には、Walk-inとオンラインの呼出番号が別々に表示される。

窓口では書類一式を確認された。書類が足りず受付を断られている外国人もいた。
書類確認を通過した後の流れは以下のとおり。
- 適性検査
- 申請書の確認
- 免許証用の写真撮影
- 発行手数料105バーツの支払い
- 新しい免許証の受け取り
実技試験と学科試験はなく、手続きは当日中に完了した。

更新時に受けた3つの適性検査
今回受けたのは周辺視野、深視力、ブレーキ反応の3項目。以前の適性検査では色覚検査があったが今回はやらなかった。

周辺視野の検査
顔を正面に向けたまま、左右に光が表示されたらボタンを押す。以前、教習所で受けた適性検査にはなかった項目で思いのほか難しかった。
深視力の検査
前後に動く棒を操作し、隣の棒と横一列になったところで止める。正直最初からほぼ横一列になっているように見え、やや難しい。
ブレーキ反応の検査
アクセルを踏んだ状態からランプの変化に合わせてブレーキへ踏み替える。これは新規取得時に教習所で受けた検査と同じ内容だった。
見ていた範囲では適性検査で不合格になった人はいなかった。
適性検査の機器や新規取得時の様子は実技編で紹介している。
→ タイ・パタヤでバイク免許を取得した際の実技講習と適性検査
2年免許から5年免許へ更新する条件
今回更新した免許の有効期間は再び2年となった。
予約画面に掲載された2年免許から5年免許への更新の必要書類には、Non-Immigrant Visaと明記されている。ビザなし入国の私はどうやらここで5年免許の対象外になったようだ。
バイク免許更新にかかった費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 健康診断書 | 200バーツ |
| 居住証明書 | 300バーツ |
| 写真・コピー | 110バーツ |
| 免許発行料 | 105バーツ |
| パタヤからラヨーン(バス) | 200バーツ |
| ラヨーンからパタヤ(バス) | 120バーツ |
| ラヨーン市内のGrab | 約150バーツ |
| 合計 | 約1,185バーツ |
必要書類と免許発行に715バーツ、ラヨーン往復と現地移動に約470バーツかかった。
バンラムン支局へ行く場合もタクシーの往復で300バーツ以上かかる。ラヨーンを選んだことで増えた交通費は最大でも約170バーツ。負担になったのは金額より移動時間だった。
パタヤからラヨーン陸運局への行き方
パタヤからラヨーン
往路は南パタヤ、Big C South Pattaya近くのCK Residence前にある乗り場からラヨーン行きのバスを利用。出発は午前8時、運賃は200バーツ。所要時間約1時間。

ラヨーンのBig C Rayong前で降り、陸運局まではGrabで移動。パタヤから直接タクシーを手配するより安いが、乗り場がやや分かりにくい。
ラヨーンからパタヤ
パタヤ・サタヒップ方面のロットゥーはラヨーンバスターミナル2の2番乗り場から出発し、運賃は120バーツ。車内にはすでに何人か乗っており、私が乗車した後すぐに発車した。

明確な時刻表は見当たらず、乗客の集まり具合を見て発車しているようだ。パタヤではスクンビット通りとパタヤクランの交差点近くに停車する。
ラヨーンで外国人が自力更新する際の注意点
設備や手続きの流れはパタヤ近郊のバンラムン支局とほぼ同じである。ただし外国人は少なく、英語で丁寧に案内してもらえる環境ではない。書類確認の担当者は淡々としており、足りなければあっさり受付終了。ここまで来てのやり直しはきつい。
現地ではエージェントや勤務先のスタッフと思われるタイ人を伴った外国人申請者が目立った。私のように一人で手続きする外国人もいたが、少数だった。
知人はエージェントに4,000バーツを支払い、バンコクでほとんど待たずに更新したという。タイ語や書類準備に不安があるならお金を払って任せるのも悪くない。
今回は自力で更新できたものの、発行されたのは再び2年免許。次回も同じ手間をかけて更新するかは……うーむ、正直なところ迷っている。


