【2025年大会結果】パタヤマラソン完全ガイド|交通規制・コース概要・2026年開催見込み

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歓楽街の印象が強いタイ・パタヤだが、年に一度この街が交通規制とランナーの熱気で包まれる日がある――それが「パタヤマラソン」だ。2025年大会も7月19日(土)・20日(日)の2日間にわたり開催され、市内の主要道路が早朝から封鎖されるなど、街全体がランナー仕様に変わった。Terminal21前のスタート地点には数千人が集まり、海沿いを駆け抜ける光景は圧巻である。

パタヤマラソン2024 スタートエリア全景|Terminal21前に並ぶ数千人のランナー
Terminal21前のスタート地点は熱気に包まれ、壮観な光景が広がった

このイベント、単なる市民マラソンではない。1万人以上がエントリーする国際規模の大会であり、東南アジア屈指のマラソンイベントとして知られている。実際、5月にエントリーが開始されるや否や、数日で満員御礼という人気っぷり。

パタヤマラソン2022 スタート地点|夜明け前に集まるランナーたち
早朝から集結するランナーたち。緊張感と高揚感が漂う

本記事では2025年大会の結果を振り返りつつ、交通規制やコース、そして2026年開催の見込みについても解説。参加や観戦を予定する人に向けた、現地取材の実用ガイドとなっている。

「マラソン大会」と聞くと、真面目でストイックな競技を思い浮かべる方も多いだろう。しかし、ここはタイ、そしてパタヤである。この国のマラソンは“お祭り”だ。沿道からは応援だけでなく音楽やダンス、奇抜な仮装をしたランナー・地元民が次々に登場。どちらかというとランフェスに近い雰囲気で、走っているはずなのに自然と笑顔になってしまう。

パタヤマラソン2024 応援風景|沿道で声援を送る地元の人々
地元住民の温かい声援が大会を盛り上げる

特にパタヤは「陽気+海+夜遊び」の街として知られているからか、イベント全体がユルくて楽しい空気に包まれている。もちろんタイ人が多いが、外国人も非常に多く国際色豊か。終わった後はターミナル21でフードフェスティバル、そしてマッサージ。これがパタヤスタイルのマラソンの楽しみ方。

タイは年中暑い。日中なんぞに走ろうものなら、完走よりも熱中症のほうが心配になる。そこでパタヤマラソンを含む多くのマラソンイベントでは、極端にスタート時間が早いという工夫がなされている。

  • フルマラソン:午前3時30分スタート
  • ハーフマラソン:午前5時10分スタート
  • 10km:午前5時45分スタート(まだ暗い)

まさに“夜明け前ラン”。まだクラブ帰りの人が歩いている時間に、ランナーたちがゼッケンつけてストレッチしている。パタヤという街の二面性が見える瞬間である。

国際大会であるからして、参加者のレベルも高い。毎年のようにケニアかエチオピアのランナーが優勝をさらっていく。タイ人がその背中を追いかける構図も定番だ。朝焼けの中を颯爽と走る細身で高身長のアフリカ勢の姿は、思わず見とれる美しさがある。

イベントに伴い、交通規制が実施される。これが地味に重要な情報である。

  • 7月19日(土):午前中にビーチロードおよびセカンドロード周辺が通行止めになる。
  • 7月20日(日):前日のエリアに加え、ジョムティエンビーチやスクンビット方面も規制がかかる。

いずれの日も、午後には終わるので規制は解除されるはず。午前中に車で移動予定のある方や、グラブタクシーを利用する予定の方は注意が必要。ホテルのフロントに前日に確認をとっておくと安心だろう。

パタヤマラソン2025 フルマラソン(42.195km)公式コースマップ|パタヤビーチからジョムティエン・スクンビット通りを走るルート
フルマラソン(42.195km)のコース。ビーチロードからジョムティエン、スクンビット通りまでを含む本格的なルート
パタヤマラソン2025 ハーフマラソン(21.1km)公式コースマップ|ジョムティエンビーチを折り返すルート
ハーフマラソン(21.1km)のコース。パタヤビーチからジョムティエンビーチまでを往復する景色の良いルート
パタヤマラソン2025 10km・4.5km コース図|スタート・ゴールはTerminal21前、ビーチロードを走るルート
10kmと4.5kmのコース。スタート・ゴールはTerminal21前で、パタヤビーチ沿いを走る初心者向けルート

「マラソンなんて無理だよ」と思ったあなたもご安心を。見るだけでも十分楽しめるのがこのイベントの魅力。仮装ランナー、音楽隊、地元住民の個性あふれる声援など、エンタメ要素は満載である。

早朝のパタヤを歩きながら、朝日と共に走るランナーたちを応援してみてはいかがだろうか。それもまた、この街ならではの特別な体験になること間違いなし。

歓楽街として有名なパタヤが、一年で最も健康的な顔を見せる2日間。それが「パタヤマラソン」である。走る者も、見る者も、全員が主役。そんなイベントが7月19日・20日に開催される。交通規制情報にも注意しつつ、ぜひ“走るパタヤ”を体験してみてほしい。

実際に走った後の写真付き体験記を更新しました↓
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Pattaya Marathon 公式サイト(英語/タイ語)

2025年のパタヤマラソンは 7月19日(土)、20日(日)早朝に開催された。

  • フルマラソン優勝タイム:男子 2時間25分、女子 2時間49分(女子は日本人!)
  • ハーフマラソン優勝タイム:男子 1時間4分、女子 1時間14分
  • 参加人数:15,000人以上のランナーが参加したと公式機関が発表(国内外からランナー参加)

詳細なリザルトはMYRACERESULTで公開されている。
👉 Pattaya Marathon MYRACERESULT

パタヤマラソン2025はいつ開催された?

2025年は 7月19日(土)、20日(日)早朝 に開催。例年、7月第3週の土曜、日曜日に行われている。

来年(2026年)の開催予定は?

まだ公式発表はないが、例年どおり7月第3週日曜の可能性が高い。最新情報は公式Facebook公式サイトで更新予定。

エントリー方法は?

公式サイトからオンライン申し込みが可能。2025年は5月15日にエントリー開始。2か月前にはオープンし、人気があるため満員締切も早いので早めのエントリーが吉。

種目は?

フルマラソン、ハーフマラソン、10km、4.5kmの4種目。
例年土曜に10kmと4.5km、日曜にハーフマラソン、フルマラソンが開催される。

コースの特徴は?

海沿いのビーチロードを走るフラットコース。ハーフマラソン、フルマラソンはプラタムナックヒルという丘を越えるので多少アップダウンがある。朝でも気温・湿度が高いため、給水と体調管理が重要。

詳しいコースマップはこちらをご覧ください → マラソンコース図

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