2026年のパタヤマラソンでハーフマラソンを走ってきた。
パタヤマラソンへの参加は今回で5回目。これまでハーフ4回、10km1回に出場している。
初めて参加するなら私は10kmよりハーフをおすすめしたい。パタヤビーチだけでなく、ウォーキングストリート周辺、プラタムナック、ジョムティエンビーチまで走り、パタヤの主要エリアを一通り楽しめるからだ。
一方でプラタムナックの坂や後半の暑さはそれなりにきつい。2026年大会は例年と違う時期の開催となり、天候面でも少し特殊なレースだった。

ハーフのコースや坂の難易度、給水・エイド、制限時間、初心者でも完走できるかを実際に走った写真とともに紹介する。開催日程やエントリー方法、種目ごとのコースなどはパタヤマラソンの開催概要・申込ガイドにまとめている。
パタヤマラソン2026は9月開催|例年7月から延期
パタヤマラソンは例年7月に開催されるが2026年大会は9月26日・27日に延期された。
当初は7月開催の情報も出ていたため、例年通りの日程を想定していた人には少し変則的な年になった。9月のパタヤは雨季と重なる時期で2026年も大会当日は雨予報だった。
レース中の路面状況や走りやすさについては後ほど詳しく触れるが、例年の7月開催とは違う条件でのレースになった。
ハーフは朝5時10分スタート|会場には30分前までに
タイのマラソン大会はとにかく朝が早い。
2026年のパタヤマラソンはフルが午前3時30分、ハーフが午前5時10分スタート。ハーフでもスタート地点に着く頃はまだ真っ暗、照明の下にランナーが集まってくる。
スタート前はかなり賑やかだ。仲間同士で写真を撮る人、ゼッケン姿で自撮りする人、軽くアップする人。記録狙い一色という雰囲気ではなく、朝5時とは思えないほど会場に活気がある。
ハーフはA〜Eのグループに分かれており、申込時の申告タイムをもとにスタート位置が決まる。私は最後方のEグループ。

参加者が多いため会場に着いてから自分のスタート位置まで移動するだけで時間がかかる。遅くとも30分前には着いておいた方が安心だ。
スタート付近には荷物預けもある。ゼッケン番号と荷物を紐づける方式で日本のマラソン大会でもよく見かける運営方式。

午前5時10分、まだ暗いパタヤをスタートする。走り始めて30分ほどすると少しずつ空が白み始める。この夜明け前のパタヤを走る感じは、日本の大会とはかなり違う感覚だ。

大爆音の音楽と声援の中スタートハーフのコース|パタヤとジョムティエンを走る

ウォーキングストリート周辺の見物客ハーフはパタヤビーチからウォーキングストリート周辺、プラタムナック、ジョムティエンビーチまで走って戻ってくるコース。
スタート直後はまだ暗いパタヤビーチを進み、ウォーキングストリート周辺からプラタムナックへ向かう。緩やかな坂を上り、コンドミニアムが並ぶエリアを通ってジョムティエン側へ進む。


ジョムティエンビーチまで出るとヤシの木と海が見える区間に変わる。後半は再びパタヤ方面へ戻ってくるため、街中、坂、ビーチ沿いと景色の変化が大きい。

記録狙いでなければ途中で写真を撮りながら走るのも楽しい。今回も何度も立ち止まって撮っていた。
プラタムナックの坂はどのくらいきつい?
プラタムナック周辺には1kmほど緩やかな上りが続く区間がある。激坂ではないがじわじわ脚を使う。後方グループでは歩いているランナーもかなりいた。

完走目的ならここで無理に走り切らず歩きを入れるのもあり。
2026年は雨|路面はどのくらい走りにくかった?

2026年大会は雨予報。スタート時はぎりぎり降っていなかったものの途中で小雨が降り、路面は濡れたままだった。
大会前にはパタヤ周辺の冠水ニュースも出ていたので警戒していた。ところが実際にハーフを走ってみると深い水たまりはほぼない。避けながら走る場面はあったが、シューズがびしょびしょになるほどではなかった。
濡れた路面で滑るかと思ったが意外と気にならない。むしろ助かったのは日差しが弱かったこと。パタヤマラソンは晴れると後半かなり暑くなるので雨は面倒でも走っている最中は少し楽だった。
給水は約2kmごと|12km付近のエイドがかなり独特

給水はおおむね2kmごと。水とスポーツドリンクが用意されており補給で困る場面はなかった。
12km付近には、ひときわ大きな補給ポイントがある。



バナナ、スイカ、アイス、謎のお菓子。かなり充実している。さらにMAMAのヌードルまで並んでいた。MAMAはタイではおなじみのインスタント麺である。

タイ定番のインスタント麺MAMAまで登場走っている途中に麺まで出てくるあたりはさすがタイの大会。
私は記録を狙っていなかったので、ここでは普通に足を止めて補給。こういう寄り道まで含めて楽しめるのがパタヤマラソンらしいところだと思う。
トイレは移動式|ハーフの制限時間は3時間30分
コース上では、バス型の移動式仮設トイレを3か所ほど見かけた。普通の簡易トイレではなく、車両そのものがトイレになっているタイプ。

ハーフの公式カットオフは3時間30分。
実際には3時間30分を過ぎても走っている人がいて、そのままゴールしていた。私は普段2時間20分前後だが今回は足の痛みで歩く時間が増え、3時間超でゴールした。
後方グループでは歩いている人が多い。初ハーフでも完走を目標にするなら十分狙える大会だ。
4.5km・10km・ハーフ・フル|どれを選ぶ?
パタヤマラソンは2日間に分かれて開催され、4.5km、10km、ハーフ、フルがある。
4.5kmは現地在住で大会の雰囲気を楽しみたい、短い距離で参加したいという人向け。私は以前土曜の4.5km、日曜にハーフに出たことがある。
10kmは距離の負担を抑えつつパタヤ中心部を走りたい人向け。
観光も兼ねて走るならハーフが一番面白いと思う。ウォーキングストリート周辺からプラタムナック、ジョムティエンまで行くので景色の変化が大きい。
フルは午前3時30分スタート。夜明け前から42.195kmを走り、後半は暑さも出る。ここは十分に走り込んでから挑みたい。
ゴール後は食事・リカバリーまで用意

Terminal 21前のゴールへ戻ってくるゴール後はメダルを受け取り、そのまま会場内へ。Terminal 21前にはフードトラックや食事配布のブースが並び、走り終えたランナーで賑わう。

食事だけでなく脚をアイシングするための簡易プールまで用意されている。走り終えたあとそのまま脚を冷やせる。ゴール直後にアイシングできるのはありがたい。

脚を冷やすための簡易プール受付やゴール後の流れは2025年大会と大きく変わらなかった。ゼッケン受け取りや会場の雰囲気を詳しく知りたい場合は前年の10km参加レポが参考になる。

ハーフの完走メダルとフィニッシャーTシャツ2027年に参加するなら開催時期に注意
2026年は例年の7月から9月へ延期され、結果的に雨季と重なった。2027年に7月開催へ戻るのか、別の時期になるのかは現時点では分からない。
参加を考えているなら例年の日程だけを見て航空券やホテルを取らず、公式発表を確認してから動いた方がいい。

受付会場はTerminal 21 Pattaya前パタヤはホテルの選択肢が多いが、大会当日は早朝から動くことになる。会場のTerminal 21周辺に泊まっておくと楽だ。
最新の日程やエントリー開始時期はパタヤマラソンの開催概要・申込ガイドで随時更新している。

沿道の応援もパタヤマラソンの楽しさの一つまとめ|パタヤマラソンはハーフがおすすめ
今回で5回目のパタヤマラソン。2026年は雨の中での開催となったが走れないほどの冠水はなく、無事にゴールまでたどり着けた。
ハーフはプラタムナックの上りがあり、晴れれば後半は暑さも出る。給水は多く、後方では歩いているランナーがかなりいる。
私がパタヤマラソンで好きなのは競技一色になりすぎないところだ。スタート前から写真を撮る人が多く、途中ではスイカやMAMAヌードルまで出てくる。タイムだけを追わず、街の雰囲気ごと楽しめる。
10kmも悪くないが、せっかく出るなら私はハーフを選ぶ。きつさはあるが、走り終えたあとの満足感はその分大きい。


