ハノイ、2028年から中心部への車両進入で通行料徴収へ
ハノイ市人民委員会は、中心部へ進入する車両から通行料を徴収する決議案について意見聴取を行っている。計画では、2028年1月1日から環状1号線内で料金徴収を始め、2030年から環状2号線内、2032年から環状3号線内へ段階的に広げる。 ハノイ市には現在、約810万台の車両が登録されており、そのうちバイクが約700万台を占める。さらに他省・市から流入する車両も約120万台あるとされる。通行料徴収は、中心部の渋滞や環境汚染を抑え、公共交通への転換を進める狙いがある。 (出典:VIETJO)現地目線
ハノイ中心部は、道路を広げる余地が少ない一方で、車とバイクの数は増え続けている。旧市街やホアンキエム周辺では、生活道路、観光、配達、通勤が同じ狭い道路に重なる。今回の通行料案は、中心部へ入る車両を減らすためのかなり踏み込んだ策だ。実際に始まれば、車で中心部へ入る人だけでなく、配車アプリや配送業者、周辺の駐車需要にも影響が出る。
中心部へ車両で入りづらくなるなら、今後はメトロを使う場面も増えていく。
ベトナム航空、ホーチミン〜プーケット線を7月2日就航
ベトナム航空は、ホーチミン市とタイのプーケットを結ぶ直行便を7月2日に就航すると発表した。運航は週4便で、火・木・土・日に設定される。機材はエアバスA321型機を使用する。 今回の就航により、ベトナム航空のベトナム〜タイ間の便数は週67便となる。同社はタイ国政府観光庁やタイ旅行代理店協会、サイゴンツーリストグループなどと協力し、観光商品の開発やプロモーションを進める。日本から直行便がないプーケットへの乗り継ぎ利便性も高まる。 (出典:VIETJO)現地目線
ホーチミン経由でプーケットへ行くルートが増える点が面白い。日本からプーケットへは直行便がないため、バンコク経由が定番になっている。そこにホーチミン経由が入ると、ベトナムとタイをつなぐ周遊ルートを組みやすくなる。ホーチミンで数泊してからプーケットへ飛ぶような旅行にも使える。
ハノイ、5月29日も世界の大気汚染都市トップ10入り
IQAirは、2026年5月29日時点でハノイが世界で最も大気汚染が深刻な都市トップ10に入ったと発表した。ハノイの大気汚染は、道路交通、産業活動、石炭火力発電所、建設工事、周辺省での農業残渣やバイオマスの野焼きなど、複数の要因が重なっているとされる。 IQAirは、空気質が悪いときには屋内にとどまることや、高性能マスクの着用、空気清浄機の使用などを勧めている。 (出典:IQAir)現地目線
5月末は雨が増える時期だが、ハノイの空気がすぐ良くなるわけではない。幹線道路沿いを歩くと、排気ガス、工事の粉じん、暑さが同時に来る。観光で数日いるだけならまだいいが、住んだり長く滞在したりすると、空気の悪さで体調を崩す人も多くなる。暑さや雨と同じくらい、ハノイでは空気も外出の条件になる。
ベトナム、6月に中部で41〜42℃の猛暑予測
ベトナム国家気象予報センターは、2026年6月に全国で2〜3回の猛暑が発生し、中部の一部地域では最高気温が41〜42℃に達するとの見通しを示した。5月26〜27日にも北部・中部で厳しい暑さが続き、北部平野部やタインホア省からフエ市にかけては、最高気温38〜40℃、一部で40℃超が予想されている。 気象当局は、天気予報で示される気温と、実際に屋外で感じる暑さには2〜4℃程度の差が出る場合があるとしている。特にアスファルト道路やコンクリート面では、さらに高温になると注意を呼びかけている。 (出典:ACCESS ONLiNE)現地目線
ハノイで35℃を超える日は、昼に外へ出るとかなり消耗する。日陰に逃げても涼しくはならず、道路の熱とバイクの排気がじわじわ来る。6月にフエ、ダナン、ホイアン方面で41〜42℃まで上がるなら、昼に観光で歩き回るのはかなりきつい。朝のうちに動いて、昼はカフェやホテルに逃げるくらいでちょうどいいと思う。
ロンタイン国際空港、旅客ターミナル完成期限目前で進捗63%
ベトナム政府は、ロンタイン国際空港建設プロジェクトやホーチミン市〜ロンタイン〜ザウザイ高速道路拡張工事、タンソンニャット国際空港T3ターミナルの運用状況を視察した。 ロンタイン国際空港は2026年中の商業運用開始が求められているが、旅客ターミナル工事は契約上の完成期限が2026年6月に設定されている一方で、現時点の進捗率は約63%にとどまっている。空港プロジェクト全体では契約額ベースで約76%まで進んでいる。空港内道路・インフラ工事は進捗率50%で、9月完成予定となっている。 (出典:ACCESS ONLiNE)現地目線
ロンタイン空港は、ホーチミン周辺の空港混雑を下げるための大きな計画だ。ただ、旅客ターミナルや空港内インフラはまだ追い込み段階とのこと。利用者目線で気になるのは、空港の建物よりも市内までの移動時間だ。タンソンニャット空港は混むが市街地には近い。ロンタインは距離があるので、高速道路や空港内の動線が弱いと、到着後に時間をロスしそうだ。



