2026年10月第2週ハノイ生活交通ニュース

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ベトナムで外貨両替ルールに注意、無許可両替は罰金対象

ベトナムでは外国人旅行者の外貨両替をめぐる注意喚起が出ている。2026年施行の政令第340号により、銀行や認可両替所など正規の場所ではないところで外貨を両替した場合、違反額に応じて罰金の対象となる。記事では、ニャチャンでロシア人観光客がATMに長い列を作っていたことをきっかけに旅行者がどこで外貨を両替できるのかが取り上げられている。
(出典:Tuoi Tre News)

現地目線
ベトナムでは現金が必要になる場面がまだまだ多い。ローカル店、屋台、タクシーの小額払い、地方の移動、カードが通らない店。QR決済やカードが広がっていても現金なしで全部回すのはまだ無理だ。
外貨両替はどこでも自由にできる話ではないが今回の問題。ハノイならハチュン通りの金店で両替する人が多いが、そもそもどこが許可を得ているのかがわからない。認可両替所、銀行、ホテル、ATM。場所によってレートも手間も違う。

ベトナムは現金を持っていけば何とかなる、と考えがちだが最近は支払いも両替も少しずつ管理が厳しくなっている。カードが使える場所は増えたが、ローカル店ではまだ現金が要る。この中途半端さが旅行中はいちばん面倒になる。

ロンタイン空港、国際線旅客サービス料は25ドルに

南部ドンナイ市で建設中のロンタイン国際空港では国際線利用者の旅客サービス料が1人25USDに設定される。これはホーチミン市のタンソンニャット空港より5USD高く、ハノイのノイバイ空港と同水準となる。ロンタイン空港はホーチミン市周辺の新たな国際空港として整備が進められている。
(出典:Tuoi Tre News)

現地目線
ロンタイン空港はホーチミン周辺の空港事情を大きく動かす存在だ。タンソンニャット空港は市内に近い一方で、混雑が重い。新空港に期待が集まるのは自然だ。

利用者にとって気になるのは空港そのものではない。市内からどれだけ時間がかかるのか、移動費はいくらか、深夜早朝便でどう動くのか。旅客サービス料が高めに設定されるなら航空券代にも反映される。
ハノイのノイバイ空港もそうだが、ベトナムの大きな空港は市内との距離が負担になる。ロンタインも設備が新しいだけでは評価されない。ホーチミン市内から空港までの移動がどこまで使いやすくなるかで実際の印象は決まってくるだろう。

ベトナムのタクシー運転手、外国人旅行者への親切対応が話題に

ベトナムで外国人旅行者に誠実に対応したタクシー運転手2人が話題になっている。ダナンでは韓国人旅行者が運賃を大幅に払いすぎそうになった際、運転手が余分な受け取りを断った。ハノイではノイバイ空港へ急ぐ中国人旅行者夫婦に対し、旧市街から空港まで16万VNDという安めの料金で対応し、最後に乗客が多めに払おうとした分も受け取らなかった。
(出典:Tuoi Tre News)

現地目線
一見当たり前のことを何でニュースで取り上げているのかと思ってしまったが、ベトナムのタクシーが危ないとか安全とかいう話ではない。むしろ引っかかるのは旧市街からノイバイ空港まで16万VNDという安めの料金で行き、最後に多めに払おうとした分も受け取らなかったところだ。

ハノイで空港へ向かう移動は旅行者にとって少し緊張する。時間に間に合うか、ぼったくられないか、どの車に乗ればいいのか。Grabを使えば楽になるが、道端で車を捕まえるのでは不安が残る。

正直、こういう運転手の話がニュースになるのはまだまだだとも思ってしまう。ぼったくりがないのは当たり前であってほしい。そのうえで、この運転手のように外国人旅行者が不安になりやすい場面できちんと対応する人が増えてほしい。

ハノイで電動バス28台を追加投入、22A・22B系統に導入

ハノイでは10月5日から中型電動バス28台が新たに運行を始めた。対象は22A系統(ザーラムバスターミナル〜キエンフン都市区)と22B系統(ザップバットバスターミナル〜ドーギア)で、これまでのディーゼル車両を置き換える。ハノイ市は公共交通の電動化を進めており、排ガス削減や都市部の交通環境改善につなげる狙いがある。
(出典:Tuoi Tre News)

現地目線
ハノイの路線バスは旅行者向けではなく、地元の生活向けの交通手段。通勤、通学、買い物、病院、バスターミナルへの移動。日本人が普段使う場面は限られるが街全体の移動を支えているのは間違いない。

電動バスが増えるとまず車内と道路沿いの印象が違う。古いディーゼルバスの排ガスや音はハノイの交通の古さを感じる部分でもある。すぐに街全体がきれいになるわけではないもののバスが静かになるだけで洗練感がでる。

22Aや22Bは観光客がまず乗る路線ではない。ザーラムやザップバットのバスターミナル、郊外の住宅地を結ぶ生活路線だ。空港バスやメトロほど目立たないが、ハノイの公共交通はこういう地味な路線からも少しずつ更新されている。

ハノイ郊外バヴィでサファリパーク計画、10月10日着工目指す

ハノイ市はバヴィ(バビ)郡で計画されているサファリパーク事業の投資方針を承認した。同事業は10月10日の着工を目指しており、バヴィ郡の観光開発を進める大型案件の一つとなる。ハノイ郊外の自然・観光資源を活用し、市中心部以外の観光地づくりを進める狙いがある。
(出典:ポステ)

現地目線
バヴィはハノイ中心部とはかなり空気が違う。山があり、国立公園があり、週末に車やバイクで出かける郊外の行き先という感じがある。中心部のホアンキエム湖や旧市街とは別のハノイだ。

そこにサファリパークを作るというのはハノイの郊外観光をもう少し太くしたい動きに見える。市内観光だけではどうしても滞在時間が短くなる。郊外に家族向けの目的地が増えれば週末の過ごし方や国内観光の流れにも関わってくる。

気になるのはやはりアクセス。バヴィは近いようで中心部からはそれなりに時間がかかる。車がない人、短期滞在者、子連れの家族がどう行くのか。そこまでの移動が整うかが重要だ。

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