ハノイで百日咳が増加、新学年前に予防呼びかけ
ハノイ市疾病対策センター(CDC)は、7月最後の3週間で百日咳の感染者10人を確認したと発表した。年初からの累計感染者数は87人となり、前年同期を約20人上回った。百日咳はせきやくしゃみなどの飛沫で感染し、初期は風邪に似た症状が出る。新学年を前に、当局は手洗いや健康管理、ワクチン接種、子どもの接種歴確認を呼びかけている。
(出典:ポステ)
現地目線
ハノイで子どもがいる家庭や学校関係者には現実的なニュース。新学年(新学期)が近づく時期は、学校、塾、習い事、送迎で子ども同士の接触が増える。
ベトナムでは体調が少し悪くても登校したり家族の判断で様子を見ることもある。最初はただの咳や鼻水に見えるので百日咳だと気づくまで時間がかかるのがまた怖い。特に小さい子どもがいる家庭では、長引く咳を軽く見ない方がいい。
ハノイで子どもが体調を崩すと、日本語対応のあるクリニックに行くのか、外資系クリニックにするのか、保険でどこまでカバーされるのかをすぐ考えることになる。咳が長引けば学校を休ませる判断も必要になる。
2026年11月末、ベトナム文化の日で4連休案
ベトナム内務省は、2026年の「ベトナム文化の日」(11月24日)の休日について、13の省庁に対して2案を示し、意見募集を始めた。第1案では、11月23日(月)の勤務日を11月28日(土)に振り替え、11月21日(土)から24日(火)まで4連休とする。第2案では、11月24日(火)のみを休日とし、振り替えは行わない。ベトナム文化の日は新たな祝日で、施行後の年間祝日・休日は計12日となる。
(出典:ポステ)
現地目線
ベトナムの祝日は日本と比べると少ない。テト休みは長いが、それ以外でまとまって休める日は限られる。だから11月末に4連休案が出るだけでも個人的には結構大きい話だ。
旅行だけでなく、会社や学校の予定にも関わる。4連休にするのか、11月24日だけ休みにするのかで仕事の組み方も変わってくる。ベトナムでは祝日が近づいてからじゃないと会社ごとの休み方がわからないこともあるので、在住者には早めに知っておきたいニュースだ。
ノイバイ空港、夏休みと建国記念日に向けて発着枠を拡大
ベトナム民間航空局は、夏のピーク期と9月2日の建国記念日休暇に向けて、ノイバイ空港とタンソンニャット空港の発着枠を調整すると発表した。対象期間は2026年7月15日〜8月15日と、8月24日〜9月6日。ノイバイ空港では、国内線出発ターミナル側の調整枠を17便/時に設定し、滑走路・地上走行・航空管制サービス側の処理能力を42便/時から44便/時に引き上げる。
(出典:ベトナム民間航空局)
現地目線
ノイバイ空港はハノイ市内から近い空港ではない。旧市街やホアンキエム周辺から向かう場合、混む時間に当たると空港へ行くだけでかなり時間を取られる。
夏休みや建国記念日の前後は国内線のT1が混む。ダナン、ニャチャン、フーコック、ホーチミン方面へ動く人が増え、チェックインカウンター前には大きな荷物を持った家族連れが並ぶ。発着枠が増えても空港へ行く人も増えるので、利用者側の感覚としてはそこまで楽にはならないだろう。
朝夕に市内からノイバイへ向かうなら、Grabでも86番、90番バスでも余裕を見たい。連休前の国内線でぎりぎりに動くのはかなりリスキーになる。
ベトナム人の晩婚化、平均初婚年齢27.3歳へ
ベトナムでは日本同様結婚の時期が遅くなっている。統計局によると、2024年末時点でベトナムには約2000万人の独身者がいる。平均初婚年齢は1999年の24.1歳から2019年に25.2歳へ上昇し、2024年には27.3歳に達した。背景には、学歴、仕事の安定、収入、住まい、住宅購入など、若い世代が結婚前に整えようとする条件の増加がある。
(出典:VNExpress)
現地目線
この手のニュース、ベトナムの現地記事で本当によく見かけるようになった。まるで日本のニュースを見ているようだ。
ベトナムは家族志向が強い国という印象がある。親や親戚との距離も近く、結婚や出産への期待も日本よりはっきりしている、はずだ。
それでも都市部の若い世代にはかなり重い話になっている。ハノイやホーチミンで働いて家賃を払い、親への仕送りも考え、将来の家や子どもの教育費までを考える。結婚したい気持ちがあっても生活の計算が先に来る。
記事に出てくる男性のように仕事が落ち着いたころには30代半ばになり、そこから相手を探す人もいる。ベトナムでも結婚は自然にするものからかなり労力のいるものになった。親世代の感覚と若い世代の現実はだいぶ離れていると思う。
先日取り上げたベトナム人労働者の日本離れと並べると、若い世代の価値観や生活設計の変化が見えてくる。
日本初のバインミーフェス、新宿で開催へ
東京都の新宿中央公園ファンモアタイムひろばで、9月26日(土)・27日(日)の2日間、「ベトナム バインミーフェスティバル」が開催される。駐日ベトナム大使館が公認する、日本初のバインミーに特化したフェスティバルで、ベトナム風サンドイッチのバインミーを中心に、ベトナムの食文化を紹介するイベントとなる。
(出典:VIETJO)
現地目線
この手のニュースも日本でよく見るようになった。昔はベトナム料理といえばフォーの印象が強かったが、今はバインミーだけでフェスが開かれるところまで来ている。
ハノイで食べるバインミーはかなり日常の食べ物だ。屋台や小さな店でサッと買って、朝ごはんや軽食にする。店によって具もパンも違うし、雑に見えてうまい店も多い。
日本でフェスになるとたぶんかなり整ったバインミーになる。きれいで、写真映えして、価格も日本仕様。現地の路上で食べる感じとは別物だと思うが、それでもフォーだけではないベトナム料理の入口として受け入れられるだろう。
ベトナム料理がフォーを食べに行くものから、バインミーのフェスに行くものまで広がってきたのは、かなり変わったなと思う。



